漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
http://kampo.no.coocan.jp/

閉眼片足立ち、30秒はキープしたい

2014-09-04 | 老化・血流
超高齢化社会に突入した今、介護サービスは追いついてくれそうもないので、年寄りになっても元気でいなければなりません。
厚生労働省の国民生活基礎調査(H22年)によると要介護、要支援になった原因は、運動器疾患22.9%、脳血管疾患21.5%、認知症15.3%、衰弱13.6%(参考クリデンシャルNo.72)
おそらくこれら上位4位までの多くに、筋力低下問題はあり得る。

加齢に伴う筋肉減少をサルコペニアという。
サルコペニアの診断
60才または65才以上で、
歩行速度が0.8m/秒未満 
握力:男性26kg 女性18kg未満
の場合さらに詳しい診断がおこなわれるとのこと。
なお、0.8m/秒の歩行速度とは、青信号の間に横断歩道を渡りきれないぐらいのスピード。(信号機の時間は1.0m/秒で渡りきれるように設定されている)

歩くのがめんどくさくて家族を使いにやるとか、出かけるのが億劫とか言い始めたらサルコペニアの疑いあり。

対策:
下肢の筋肉をつける運動:片足立ち、スクワット
ビタミンD、タンパク質の補充など

ちなみに
開眼片足立ち年齢60代平均は120秒くらい
閉眼片足立ち年齢60代平均は10秒くらい 40代なら35秒、50代なら25秒くらい

さっそくやってみよう。

こちらもやってみて⇒肩甲骨ストレッチ 噛む・目を動かす


漢方の空間ファインエンドー薬局HP
女性のための漢方薬対策
肌トラブルの漢方薬対策

漢方家ファインエンドー薬局フェイスブック いいね!クリックどうぞよろしく