江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

サン・ディエゴの小学校

2017-06-01 16:28:54 | 日記
サン・ディエゴは、人形劇人のギルドが呼んでくれた。
専用の人形劇場なのだろうか、
ブラックボックスという劇場があって、
そこでもプレゼンテーションがあったのだが、
メインは日本庭園。
また小学校でも公演があって、
それぞれ担当が違っていた。

小学校の担当は前出のリンさん、
3校を予定していたが、直前になって1校がキャンセルに。



ある学校では舞台の奥に大きな鷲の絵が描かれている。
知らなかったのだが、アメリカを象徴するのだとか。
確かに国旗の上に何というのだろう、飾りとして付いている。
因みに日本は金玉。
そして私は楽天イーグルスのファン!



ここには多少の照明があったが、
当たりを直そうとしたら、触ると壊れるから触らないで欲しいと言われ
リンさんのお持ちの照明をお借りして仕込む。



フェニックス同様地唄舞の「黒髪」を、真剣に観る。
グレゴ氏が「ボーイフレンドを待っている」と通訳すると
なんと口笛が鳴ったのだ、小学生なのに。
でもだからこそ関心を持ち、真剣に観てくれたのかもしれない。
面白かった。



別の学校では質問コーナーも設けたが、
様々な質問が出てきて、楽しかった。

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アメリカの小学校

2017-06-01 00:20:45 | 日記
ある英語教材に
アメリカの小学校を説明しているのがあった。
学区内の税金で学校が運営されていて、
高額納税者が多いと学校運営も潤沢な資金で支えられるし
逆に貧困層の多い地域だと、教育環境は悪くなるのだそうだ。

だから納税者は、教育環境について意見を述べるし、
その意見が結構反映されるらしい。
日本のように文科省がてっぺんに居て、
そこから各地の教育委員会に下りて、各学校に指示が下るという
上意下達の構造とは、大きく違う。
ただ、各学区によって予算が違ってくるのはどうなんだろう、
一長一短あって、なかなか難しい問題だ。

サン・ディエゴではリンさんは
貧困地区の学校でワークショップをしている。

そこの学校に初めて入ったときは、
まるでヤクザの予備軍のような子供たちばかりで、
人形を持たせて、それに応じてくれるか心配だったそうだが、
持たせてみると、態度がガラリと変わり、
皆興味を持って生き生きしたそうである。
そうすると不思議なことに学校の成績が上がっていった。
教育における芸術の力、とでもいうのだろうか、

-確かに日本でも、荒れた中学校がソーラン音頭で
生徒たちの態度が変わったということがあった-

ところが今年になって、
ワークショップを受け入れてくれた校長が代わり
非協力的な校長になってしまったとか。
それでもワークショップを続けると、リンさんは決意していたが。

何故校長が代わったのかは、わからないが、
成績が上がったので、他の学区に引っこ抜かれたのであろうか。
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