江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

柊(ひいらぎ)とミズキ

2010-05-21 00:32:13 | 日記
我が家のベランダには、斑入りの柊がある。
一昨年の冬、花が余りつかず元気がない様子だったので
根詰まりを起こしているかと思い、昨年の春鉢を替えたら
幹に勢いが出てきて、今ものすごい勢いで新芽が出ている。
見ていてワクワクするほど気持ちが良い。

我が家の前にはミズキがある。
今丁度花が終わったところ。今年は相当に花をつけた。
20年ほど前業者に剪定を依頼したら始末が悪かったらしく
幹をアリが食い荒らし枯死寸前になってしまった。
ぐらぐらして危険だったので切り倒そうと話が出たが、
かろうじて3分の1の皮だけ生きていて徒長枝が伸びてきたので
それを伸ばすように回りの腐ったところを切り捨てたら、
枝が一杯に伸びて、根も張ったらしく全くぐらつかなくなってしまった。

根を張らせる事がいかに大切か。
人を育てることも同じだろう。
いかに枝を伸ばすか、いかに多くの綺麗な花をつけるかという見た目ばかりを
求めるから、ぐらぐら足元の覚束ない大人ばかりになるのだ。
若いとき一見たいしたことない様でもしっかり根を張る努力をすれば、
いずれ枝も伸び花もつけるようになるだろう。
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