江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

歩く姿

2011-07-29 23:18:53 | 日記
若い女性を見ていて、歩く姿の綺麗な人が少ないように感ずる。
一般になで肩よりいかり肩が多いように見受けるが、
いかり肩の中でも両肩が前に突き出て、極端な話し、胸を底にUの字形になっている
人を結構見る。
そうなると猫背になり、骨盤も上向きになって
歩くとき踏み出す足の膝が曲がったままになってしまう。

もっと気になるのが手の振り方。

そういえばこの間、全く手を振らずに歩く若い男性を見た。
右手右足が一緒に前に出るナンバという歩き方でもなかった。
やはり肩が前に突き出ていて、ダラリと腕をぶら下げた状態で歩いていた。
リュックや何かを背負っているわけでなく、
どうしたらこういう歩き方になるのだろうか。

若い女性の場合、腕を後ろに振るとき手の平が上に向く人がいる。
しかも手首に力が入っていないから、振られた手の平はピッと跳ね上がる。
その人の真後ろを歩くと、
下品な話だが、
オチンチンをなで上げられるような危機を感じる。
こういう手の振り方は、男には見られない。
どうして女性に多いのか、
不思議だ。

人の歩く姿に興味を持つようになったのは、武智鉄二の本を読んでからだ。
以前にも書いた事があるが、
日本人の歩き方は、後ろ足で蹴って前に進む、
だから後ろから見ると後ろ足の裏がはっきりと見える。
ところが西洋人は、蹴らずに重心を前に移動させるから、足の裏が見えないそうだ。
それを確かめようと、私の前を外国人が歩いていると、つい足の裏を見てしまう。
ところが、結構足の裏が見えるのだ。

それがあるとき、地下鉄のあるホームで、不思議な歩き方をする白人男性を見た。
しばらく観察してその歩き方を真似しようとしたが、
僅かな時間ではとても無理だった。
それ以来人の歩く姿がとても気になるようになった。

いかり肩で両肩が前に突き出ている人は、
肩甲骨を背骨に沿って下に押し下げるようにすると、姿勢はよくなるだろう。
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