今回の芝居は女郎の話。
女郎のことをもう少し理解しようと、20年以上も前に古本屋で手に入れた本を
実は始めて開いた。
「遊女風俗姿細見」(足立直郎著、展望社刊)
知らない事が余りにも多い。
山田五十鈴とジュディ・オングが母娘で出ていた必殺シリーズ、
必殺に行くとき芦屋雁之助が漕ぐ舟で向かうが、
これは舟饅頭という売笑婦が仕事に行くときの姿だと、初めて知った。
そして江戸時代とひとくくりにくくられても、上方と江戸とでは大きく違う事も、
改めて分かった。
近松の義太夫節で有名になった心中。
実は大阪の遊女の間で流行ったという。
また蔭間(かげま)という男娼がいるが、
江戸は武士が多いので蔭間がもてはやされたけれども、
江戸っ子の性格から蔭間になる男が少なく、
上方から美少年を江戸に連れてきたとか。
江戸時代のことを余りに知らなさ過ぎると思うのだが、
それ以上にいまの時代、余りに東京中心に考えすぎていて、
江戸時代のことになると、どこかすべて江戸でのことに思っていやしないか、
少なくとも私自身はそうだったと、深く反省。
女郎のことをもう少し理解しようと、20年以上も前に古本屋で手に入れた本を
実は始めて開いた。
「遊女風俗姿細見」(足立直郎著、展望社刊)
知らない事が余りにも多い。
山田五十鈴とジュディ・オングが母娘で出ていた必殺シリーズ、
必殺に行くとき芦屋雁之助が漕ぐ舟で向かうが、
これは舟饅頭という売笑婦が仕事に行くときの姿だと、初めて知った。
そして江戸時代とひとくくりにくくられても、上方と江戸とでは大きく違う事も、
改めて分かった。
近松の義太夫節で有名になった心中。
実は大阪の遊女の間で流行ったという。
また蔭間(かげま)という男娼がいるが、
江戸は武士が多いので蔭間がもてはやされたけれども、
江戸っ子の性格から蔭間になる男が少なく、
上方から美少年を江戸に連れてきたとか。
江戸時代のことを余りに知らなさ過ぎると思うのだが、
それ以上にいまの時代、余りに東京中心に考えすぎていて、
江戸時代のことになると、どこかすべて江戸でのことに思っていやしないか、
少なくとも私自身はそうだったと、深く反省。
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