江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

ナポリ 日本館

2018-09-24 00:09:25 | 日記


このフェスタは、イタリア国内あちらこちらと回っているそうだ。
今回初めて日本館ができて、他の国々と分離したそうだが、
ご覧のとおり花は桃、桜でないから、
建物と合わせてみると、中国なのかなと思ってしまう。
もしかしたら桃と桜の違いが分からないのかもしれない。



建物は、一応参考にしているのが木曽路の妻籠宿なのだが、
ひさしが短く丸い瓦はどう見ても中国か朝鮮、
そこに無理やり破風を屋根の妻に付けているから
何ともおかしなものになっている。
ただ、外国に紹介できる普通の民家となると
どんな形になるのだろうか。
多分に時代によって違うし、
江戸の長屋を持ってきても、却って誤解を受けるような気がする。



畳に布団を敷いている建物があったから覗いたら、
なんと枕が二つ置いてあった。
一瞬女郎屋を思い浮かべたが、
外国ではシングルベッドでも枕が二つ置いてあって、
その感覚ではないかと言われ、
妙に納得した。
でも掛布団は欲しい。
ちょっとした枕屏風と行灯があると尚良い。
やはり私は江戸時代好みなのだ。

貸衣装もあって、結構人気があった。
男は鎧を着ることができる。
もちろんプラスチック製、
しかも日本では手に入らず、スイスで購入したとか。
記念撮影の時にポーズをいくつかつけてあげると、
皆大喜びだった。
写真はかみさんが着付けているところ。
気は心、
言葉は通じなくても、気持ちは通じるものなのだ。

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