江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

530人の村

2011-08-13 17:04:31 | 日記


ここ平谷村は、国道153号線と418号線との交差点を中心に
集落が広がっている。
見たところ人口530人とは思えない。
ところが、本当に人の住んでいるところはその周辺だけで、
ちょっと外に目をやると、山また山、になっている。



ここは人形劇団ばんびとのジョイント公演。
この劇団は、いろんな手法を用いてテンポよく展開するから
次に私たちがやっても子供たちが付いてくるかしらと不安に駆られたが、
ここは大鹿村と同じように村歌舞伎の伝わっているところ、
実によく集中して見てくれた。

私の関心は、以前にも書いたけれども、自治の意識。
役場の人に尋ねると、
「村の奥まで関心を持ってもらいたいのですけれども・・・
この村の山奥には珍しい植物や動物、昆虫がいるんですよ」
そしてこう言った。
「村の予算は年間10億円です。あなたのところはいくらですか」
この村は冬になると零下20℃にもなるという。
条件を考えると、決して多くはない予算額なのだろう。

この村の特産は、ひまわりととうもろこし。
打ち上げで戴いたとうもろこしのスープは、きめが細かくてとても美味しかった。
そして出会った村の人々は、皆明るく屈託なく、
村の生活を存分に楽しんでいるようだった。
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