江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

決まってしまいましたが

2015-09-19 22:25:16 | 日記
私の信頼する友人の一人、jim-net事務局長の佐藤真紀氏から
メールが届きました。
彼とはパレスチナ公演以来の付き合いで、
jim-netには、チョコレート募金を始め様々に応援しています。

旅に出ている間に決まってしまいましたが、
これからが大切なのだと思います。
そこを佐藤氏はうまく現わしていますので、ここに紹介します。


9.19は、歴史に残る日となりました。
私(注:佐藤)は、イラクのアルビルで、参議院本会議の生中継をインターネットで
みていました。
結果は予測していたとはいえ、あまりにもお粗末なやり方に、憤りを感じました。

JIM-NETは仲間たちと、NGO非戦ネットを再結成し安保法制に反対してきましたが、
もっと何かできたのではないかという責任も感じます。
同時に国会前に法案に反対し、最後まで、発言し、行動してくださった方々の姿を
フェイスブックなどで拝見してうれしくも思いました。

JIM-NETは、イラク戦争に反対した人たちの強い思いから始まったネットワークです。
常に戦争反対を訴え続けてきました。
そもそも、イラク戦争の過ちから、「イスラム国」のような現象を作りだしてしまい、
いま、イラクやシリア、イエメンでは、内戦が激化し、欧米の軍隊や、トルコ、
湾岸諸国も軍隊を派遣し、中東大戦戦争のような状態になってきています。

難民たちの支援も、食料配給がカットされるなどで、ヨーロッパを目指しての大移動が
始まっています。
今、このような大変な問題に、日本としてどうかかわるのか、といった議論が国会
答弁の中では、ほとんどされませんでした。
もう戦争はこりごりだと、訴えている彼らの前に、日本は、軍服を着て武器を持って
立ちはだかるのではなく、人道支援を続けてほしいと思います。
そのためには、現実をしっかりと見ていくこと。決して目をそらさない、
無関心にならないことです。

そして、私たちJIM-NETは、支援活動を続けながらも、これまでにも増して、
戦争反対と非戦を訴えていかないと大変なことになると強く感じます。
市民社会から支えられるNGOとして活動していきますので、皆さんのご理解とご協力を
よろしくお願いします。

佐藤真紀(JIM-NET事務局長)
コメント
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