マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

再びの宝登山

2012年02月27日 | 山旅

 昨日の2月26日(日)、福寿会健脚3人組で、宝登山(ほどさん)の蠟梅を観に出掛けて来ました。実は2月の中旬までにはここへ出掛けたかったのですが、私のマレーシア行があったり皆さんの日程の都合がつかなかったりで、2月の最終日曜日の観梅となってしまいました。今年は蝋梅の見頃を逸してしまうだろうと予想していたのですが、昨日観て来た率直な感想は、漸く”見頃”を迎えたばかりで、満開には程遠く、関係の方の話では「今年は1ヵ月は遅い」とのことでした。


 今年のアプローチは昨年と全く同じで、8時05分池袋発の「快速急行」は
長瀞到着10時17分。昨年と違い今年は宝登山神社にお参りをして登山の安全を祈願しました。(写真:宝登山神社本殿)










 その折り神社の由来を読むと
 『当神社は約1900年前の昔、日本武尊が東北地方平定のみぎり、宝登山々頂に皇祖神武天皇・山の神・火の神をお祀りされたのがはじめと伝えられ』とあり、更には『又、日本武尊が登山の途中火事の為進退きわまった時、多くの巨犬が現れ火を消し止め、尊をお助けしたことから、古くは火止山(ほどさん)と表し、後世宝登山と改称した』そうです。神話の世界の話しかも知れませんが、1900年前まで遡る由来に驚かされます。宝登山をこのときまで”ほとさん”と呼んでいましたが、この由来を読んで、発音を改めました。(写真:山頂にある奥宮)


 神社から登ること1時間弱で山頂到着。蠟梅の咲き具合を観ました。残念ながら昨年の様な盛りのときの勢いはありません。咲き始めて間もないようで、長瀞駅で語られていた「漸く咲きました」を実感します。山頂は冷たい風が強く、風のあまり通らないベンチで昼食。味噌汁で暖まるも陽の射さないこの日は寒さが身に滲み、やや早めの下山開始。(写真:蠟梅園にて)





 登山路を歩きながら感じる事は、この山の素晴らしさは蠟梅だけでは無いということ。秩父の山々や秩父盆地の絶好の展望台でもあります。流石に奥秩父の山々の展望は出来ませんでしたが、秩父盆地を眺めながらの下山となりました。ただ、残念なことは、来る時の車中から見えた武甲山無残な姿です。その姿は宝登山からも遠望出来、残念でなりません。セメント原料の採掘の為、山が年々切り取られ、ノコギリ状態になっているのです。(写真:蠟梅の向うに微かに見える武甲山)


         (写真:武甲山の姿)

 下山後、水嵩少ない長瀞峡を眺め、長瀞グリーンホテルのラドン湯に急ぎました。


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