マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

4年ぶりの花見の宴

2023年04月04日 | 身辺雑記

 3月31日(金)、実に久し振りに元向丘高校同僚の花見の宴が復活した。前回の開催は2019年4月2日で、コロナ禍の影響で、20年、21年、22年の3年間は花見の宴を中止していたから、4年振りのことだった。
 コロナはまだ終息をみていなかったが、3月も末になれば感染者数もかなり減少しているだろうと推測し、1月16日に元同僚の皆さんへ「花見の宴へのご案内」のメールを出した。納骨式を終えた次の日の事だった。
 ただ、20年数年間続けてきたやりかたを大きく違えた。飛鳥山からは離れ、今年は上野の山の桜を、散策しながら鑑賞することにした。その為に鶯谷駅南口改札を集合場所にした。ここから御徒町吉池食堂までの散策を1次会と名付け、2次会は従来の「豫園飯店」から「吉池食堂」に変えた。皆さんに呼びかけるに当たっては当然宴会場所の予約・確保が必要である。1月上旬に電話を入れると、幸いなことに3月31日は奥の座敷が空いているとのことで、参加人数15名で予約しておいた。15名ならば2部屋を用意出来るとのことなので、これは好都合と思えた。

 さて3月31日(金)、鶯谷駅に集合した方は9名。(勘違いして王子に行ってしまった方1名とは途中で合流)。このメンバーで、寛永寺→こども図書館→京成「旧博物館動物園駅」→上野恩賜公園→東照宮付近の五重塔→上野大仏→吉池食堂と廻った。(写真:寛永寺根本中堂)




 桜は辛うじてまだ残っていた。東京では確か3月14日に開花宣言がなされたから、31日までは持たないだろうと思っていたが、数日間雨の日が続き、比較的寒い日々が重なっていたので、桜散り切っていなかったのだ。途中の説明役の真中さんの話を交えながら簡単に綴ると、
 


 かつて、噴水の傍に建てられていた根本中堂は戊辰戦争の際伽藍の大部分を焼失。川越喜多院から本地堂を移築し、現・根本中堂は建立された。

 かっての「帝国図書館」は現在は「こども図書館」となり、館の前には葉が緑色の御衣黄桜が満開の時を迎えていた。(写真右上は御衣黄桜)
 東照宮へ至る参道は凄い人の出だった。その脇にある五重塔は今は上野動物園の敷地内にある。
 上野大仏の胴体は戦時の金属供出で失われ、顔面のみがレリーフとして保存されている。

 1時間45分ほど歩いて吉池食堂へ。遅れてきた2名が揃ったところで、全員による恒例の近況報告。一番驚いたのは倉持さん(愛称 よっちゃん)が、この日定年退職を迎えたとの報告。ちゃんとした“辞令”のようなものを持参していた。誰も彼の定年退職のことを知らなかった。今までの習わしでは定年退職の方には花束贈呈をするはずであったが用意なし。来年に渡しますからとお詫びした。
 今回の宴会では料理3500円+飲み放題1500円の合計5000円(税込み)で、2時間半の宴会。魚は美味しく、生ビールが豊富に出されるなど、良心的な対応が好評だった。合言葉は「又来年お会いしましょう」。


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