連休の中日の昨日、朝5時半に起床すると好天気でした。マンション9階からは、遠く富士山が薄化粧しているのも望まれます。久しぶりにサイクリングだと思いました。本当に久しぶり、愛車のクロスバイクは錆びてはいないようです。
日曜日はラジオ体操がお休みです。心置きなく、6時には家を飛び出しました。向かうは荒川土手のサイクリングコース。ここはかって、ランニングで向かった懐かしの場所。家から土手まではほぼ一本道。天祖神社の境内を通り抜け、田端駅へ。ここの跨線橋で山手線・京浜東北線・三本の新幹線を越え、山手線の内側とさようなら。更に進んで東北本線・高崎線のガード下を通過。まだまだ風が冷たく感じられます。更に国道458号線を進むと小台で都電荒川線と平面交差。その先で隅田川を渡り、ようやく荒川土手にぶつかります。ここまで20分強。
(荒川サイクリングロード)
サイクリングロードは、サイクリストやジョガーで賑わっています。河口から17kmの地点から上流に向けていよいよサイクリング開始。快晴の中、少しスピードをあげます。太陽が照り始めていても肌寒く、風を切るようにスピードを上げるといっそう寒さが身に沁みますが、とても気持ちが良い。
河口まで19km地点近くで一時、少し高い荒川の土手の方に移動しました。小高い土手から荒川のゆったりした流れが望め、富士山や秩父の山々も姿を現していました。反対側を見渡すと、筑波山も遠望出来、大満足です。
(左側が土手路、右側がサイクリングロード)
(荒川の流れが垣間見えます)
(土手からは富士山も見えました)
更に上流に進むと、岩淵水門。ここで新河岸川と荒川からの流れの一部が合流し隅田川となり、水門の下流では隅田川と荒川の2本の流れとなります。
今から十数年前、日常的にランニングを取り入れていた頃、その延長線上にフルマラソンがありました。都内で初めてのフルマラソン大会の荒川マラソンに出場したことがありました。印象に残るものが少ない川べりのこのコースで、岩淵水門は一番印象に残る風景でした。4時間も越え、良い記録が残せなかったことも思い出しました。
(右側が岩淵水門)
(付近にはこんな掲示板が)
ここで荒川の右岸とさようなら。新河岸川沿いを走る事になりますが、マーちゃんはここで土手を降り、少し行くと「荒川知水資料館」が。まだ開館の時間ではありませんでした。何れ又の機会にと心に決めます。
後は一般道を行きます。この辺りは見知らぬ地域ですが、「北本通り」があるはす、と勘を頼りに進みます。途中、造り酒屋「小山醸造」で見知ったものに到達。ここは23区内での唯一の醸造所で、「丸眞正宗」を製造しています。かつて、知人の紹介で内部を案内してもらい、試飲もさせて頂きました。辛口の豊穣なお酒が私の口に合いました。荒川の地下を流れる水脈を用いての醸造とも聞きました。その当時入り口付近には誰でも汲めた湧き水口がありましたが、今は見当たりません。
(正面の看板)
(愛酒報国との看板がまだ残されていました)
(ここでも一休み、愛車も一休み)
ここまで来ればあとは見知った道、「南北線」の真上を行きます。飛鳥山公園では、昨年開通した「飛鳥山公園モノレール」を一目見て、家路を急ぎました。帰宅は8時少し前、およそ2時間のサイクリングでした。
(飛鳥山モノレール線路)
(16人乗りモノレール:無料です)
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