マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

社会福祉協議会

2009年09月09日 | 身辺雑記

 最近、「社会福祉協議会」の文字をよく目にします。
 最初に気が付いたのは「文京区社会福祉協議会」主催の「成年後見と遺言」の学習会。街角の掲示板で見ました。続いて、私が通うパソコンスクールも「豊島区社会福祉協議会」後援とパンフレットに書かれていました。三日前の「文高連」(文京区高齢者連合会の略)の「はぜ天麩羅を味わう会」にも後援者として名を連ねていました。
 一番驚かされたのは「就学援助」(正確には”チャレンジ支援貸付事業”です。これも掲示板からの情報です。大学入学前に通った塾の学習費用や入学試験代は、入学後「入学証明書」の提出により、返済が免除されるとの事。一定の条件はあるのですが、特にその様な費用の捻出が困難な低所得者やその家族にとっては耳寄りな話。電話でその仕組みを聞いたところ、「社会福祉協議会」は東京都のしかるべき部署への取次ぎ業務を負っているとの事でした。
 この組織、やっている事から推測するに「強い者の味方」ではなく「弱い者の味方」らしく、い
かなるものか、財政的には何処が負担しているのか等を知りたくてインターネットで調べた上、昨日、直接訪ねて見ました。都営地下鉄「春日駅」下車1分のところにある「文京区民センター」4階に「社会福祉法人 文京区社会福祉協議会」の看板が掲げられ、14・5名の、主として女性の方々が働いていました。お昼休み直前でしたので、詳しい事は聞かずに、パンフレットと小冊子を頂いて帰ってきました。
 
 そのパンフレットには次のように書かれています。
文京区社会福祉協議会は 地域住民の方を中心に、民生・児童、町会、自治会、社会福祉関係者の参加・協力を得て、区民の高齢者、障害者の方々の支援事業をはじめ、地域福祉向上と充実を推進します。
 社会福祉協議会は、社会福祉法に基づき、全国・都道府県・区市町村のそれぞれに組織されている民間団体です。
 文京区社会福祉協議会は1952年に設立、1963年に社会福祉法人の認可を受けました。
 とあり、高齢者や障害者の方々への支援事業をその中心業務としている事がわかります。
 具体的活動として次の事柄が書かれていました。
 ①高齢者等が安心して在宅生活で暮らせるように家事援助を提供する「
いきいきサービス」
 ②子供の保育所等の送り迎えなどの子育てを支えあう「ファミリー・サポ  -ト・センター事業」
 ③就職に役立つ日常的技能の習得支援や大学受験を支援する為の貸  付
 ④障害者等の対する日常的金銭管理サービス
  など。
           

 問題は財政基盤です。頂いてきた小冊子からは読み取れないので、直接電話で聞いてみました。文京区からの財政的援助が2億円程度、後は寄付金に頼っているとの事。ここが例えば「文京区の天下り団体」なのかなどは分かりませんが、私の知っている、信頼できる区議会議員の方が理事に名を連ねている事から推測し、その点は心配ないと思います。
 文京区以外の地方自治体にも「社会福祉協議会」は存在し、やはり同じような財政により成り立っているのではないでしょうか。
 高齢者がぶつかる様々な”困った事柄”の相談に乗ったり、一歩進んだ積極的な活動の数々、もっと知られて良い様に思います。折りしも昨日「文京区報」と同時に「社会福祉協議会」の「文社協だより」も配布されました。じっくり読みたいと思います。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
支援者による虐待 (障害者)
2009-12-19 06:35:47
宮城県社会福祉協議会支援組織「パレット」の職員をはじめとした県社協の職員は障害者に対して平気で暴言を吐いたり支援の押し付け、嘘を平気で障害者に行い虐待をしている。
返信する
社会福祉協議会 (マーちゃん)
2009-12-19 15:07:51
 この会の実態に付きましては、しっかりと
見極めたいと考えています。
返信する

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