マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

山へ入る準備に

2012年07月11日 | 山旅

 私にとって、今年の夏の最大のイベントは”表銀座”縦走。燕山荘から大天井岳を経て槍ヶ岳へと続く尾根道です。

 2年前に登った常念岳。槍ヶ岳から”大キレット”を経て穂高連峰へと続く広大な稜線と豊富な残雪を付けた山々がそこから見渡せました。又、こちら側の稜線から槍ヶ岳に通じる喜作新道にも登山意欲を駆り立てられました。自分の年齢を考えると、そこを縦走するチャンスは、もはや少ないと感じ、是非今年中には訪れたいと思い、山仲間のSさん・Kさんを誘うとOKの返事。この7月30日(月)~8月3日(金)に出掛けることで相談はまとまり打ち合わせも終了していました。(写真:2年前撮影。槍ヶ岳右肩の稜線が表銀座)

 問題は体力です。70歳代に入り体力の衰えに不安を感じるじる日々。6月下旬から六義園周回ランニングを始めていました。これにプラスすること例年は我がマンション階段の昇り降りでしたが、今年はもう少し楽しくやろうと、初めて富士神社の階段をトレイニングの場所に選びました。
 階段数にして23段の”男坂”を昇り26段の”女坂”を降りてくる周回コースは一周する事約1分半。40回これを繰り返せば、60分で終わります。標高差合計200メートルくらい。荷物を担いでいませんから負荷は相当軽いものがありますが、約1ヵ月連続して行えばそれなりの効果を期待出来だろうと、雨の日を除き、ラジオ体操後の散歩代わりに続けています。

 気持ちの良い新発見がありました。毎週月曜日の朝7時、富士神社に掃除道具持参でやってくる10人前後の男子だけの集団があります。社殿周りや境内を清掃し、境内に水を播いて、神社を清めて呉れているのです。一昨日の月曜日に「どちらの会社ですか」と聞くと「ダイセー・
ロジスティックスです」との答えに、「何の会社ですかと」問うと「近くに本社のある運送会社です」との答え。結局7時40分くらいまで清掃は続き、ゴミを袋に詰めて清掃終了。最後に社殿を昇って、全員で拝礼して去って行きました。影で支えてくれている人々がいるからこそ、私たちはここを気持ちよく利用出来るのだと改め知ったのです。それにしても立派な行いです。

 興味津々で、この集団の後を追い、社内に消えるのを見届けました。神社から徒歩3分ほどの距離。今日撮影したものが右の写真です。ネットでこの会社を調べると、代表者挨拶で
 『メーカーだけが、エンドユーザーだけが得をしたり、損をしたりするという状態は決して最適なものではなく・・・
』と社会的貢献を目指す様なコメントがあり、さもありなんと思ったのです。この2・3日のトレーニングは気持ち的にも清々しものがあります。
 


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