「死霊のえじき」を久しぶりに鑑賞。HDニューマスター版っていうのを初めて見ましたがエンドクレジットの音楽に字幕が付いてたのは初めて見たかも。最後にこんな音楽が流れていたのも忘れてました。画質も綺麗になってたけど印象は全体的にそれ程変わらず。初めて劇場で見たロメロ監督のゾンビ映画でした。当時は特殊メイクの凄さばかりが印象に残り物語の良さというか深い人間ドラマまでは理解出来ていない部分がありましたが見直す度に発見や人間性や考え方の違い等について考えさせられます。悪役として描かれているローズ大尉が見る度にそんなに悪い奴とも思えなくなっています。医者の方が案外酷い事をしてたりしてます。その為に自分の部下の命を何人も失い怒りと恐怖に駆られていった実は小心者だと。彼を演じるジョー・ピラトーの表情や芝居っぷりが素晴らしい。人間性の良い所を失ってゆく者達と人間性を取り戻すゾンビのバブの対比も良い。バブの演技も素晴らしかった。特殊メイク効果は何度見ても見事で見応えがありますね。
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