どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「網走番外地 決斗零下30度」

2018年06月21日 | 映画
随分と前にテレビ録画していた映画「網走番外地 決斗零下30度」を鑑賞。高倉健主演で他にも懐かしき有名俳優が出ている映画ですが邦画だけど西部劇みたいな感じのする娯楽作品でした。寒そうな雪の中のロケーションが日本での西部劇っぽい見せ場を盛り上げてくれてました。
コミカルな前半から後半のシリアスな内容とアクションに惹き込まれて一気に見れました。最近の型にハマったスタイリッシュなアクションより個人的にはこの頃の映画のような無骨な喧嘩殴り合い場面の方がしっくり来ますね。高倉健はいつもと同じ不器用だが真っ直ぐな人柄が滲み出た良さを感じました。
話の内容は結構酷い事の多い展開を見せますが最終的にはスカッとする面もある娯楽作でした。
他にも昔の高倉健主演映画を見てみたいと思いました。


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「ランブルフィッシュ」

2018年06月21日 | 映画
DVDで映画「ランブルフィッシュ」を久々に鑑賞。この映画は大毎地下劇場で見て以来、妙に印象深くて大好きな映画なのですが少しアート系の何処か曖昧な所も多い映画。だけど感覚的に伝わる染みる作品。音楽も良い。
映像と照明も素晴らしい。そしてミッキー・ロークの兄貴とデニス・ホッパー親父が実に良くて彼らの存在感がこの作品の大きな魅力。
「アウトサイダー」よりももう少し大人な視点で色々と覚めた視点でも考えさせられる不思議な魅力を持った作品だと思います。
弟の兄貴に憧れる視点と裏腹に兄貴は弟に自分と同じ道を歩ませたくないという感覚がなんだか染みるものがあります。
白黒で撮られたフィルムの質感とかシンプルながら見応えある斬新な映像に魅入ってしまう映画です。
ダイアン・レインも脇役ながら印象的でした。


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