どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「電丼上映会」

2006年06月03日 | 自主映画
今日は下北沢のトリウッドまで電丼の上映会を観に行った。場内は満員でした。
一番前の席で鑑賞。子供を主人公にした作品2本立て。

「まさとの夏休み」2005 DV 22min
子供達の自然体な感じが良くて生き生きしている。音楽をうまく使い見やすく仕上がっている。
が、音楽が多すぎてしつこい感も無い訳でもない。でも子供達のおかげで許せてしまう。ちゃんとドラマ性もあり映画としてまとまっているだけに少々、音楽入れ過ぎ感を感じたのです。1曲少なくしてもいいんじゃない?と僕は感じた。けど、単純に楽しめたし見ていてほがらかな気分になりましたとさ。宿のおじさん役がなかなかハマっていていい味出してると思いました。アットホームに作られた感じが画面からも伝わりいいなぁと思いました。

「天使の羽根 震災のメリークリスマス」2006 DV 20min
作者の言いたかった事、気持ちやメッセージが凄くストレートに描かれた映画でした。
天使の羽根シリーズを知ってると見た事ある子役さんや羽根の設定なんかが別の話と重なる所もあり、色々と想像したりする所もあったり。主人公の女の子と妹役の女の子が姉妹という設定だという事に気が付くのが少し時間がかかってしまった事を除いては物語の進行としては、いたってスムーズに入って行けました。多くのエキストラを使った大掛かりな撮影と子役達の演技、合成処理で作られた震災の風景の描写等、よくやったなぁ~と思いました。そんな作り手の一生懸命な気持ちが画面から伝わります。
後で気が付いたのだが以前に宝塚で見た「Green Tea-r」という作品とストレートさが似ていると思いました。
映画終わって舞台挨拶がありましたが、ずっと僕の横に座っていた子が妹役の子でした。ワオ!凄く可愛い女の子でジーンズがとっても似合ってました。

で、その後、打ち上げに参加。知らない人も多かったのですが色々と知り合えて結局、朝までコースです。あっという間に朝でした。しかし、よく喋る人達の多い事。色々と聞きながら色々と考え事したりもしてました。
自分の現在作っている映画にも共通する問題なんかも色々あって音楽の使い方やメッセージの込め方なんかについて考えたりしました。僕も音楽はいっぱい今回は使う方向だが、効果音的な使い方が多い。更に効果音としての音響に力入れなきゃ!ってな事やメッセージは入れたいが、あんまり全面には出したくないのでどう伝えるか?伝わらなくても楽しめるようにはしたいと思ったり。
ちなみに「まさとの夏休み」の子供2人とお母さんは僕の新作にも出演してもらっている。
主役じゃないけども子供らしい元気さは僕の映画でも健在!ダークで頭のおかしい映画にちょっとした朗らかさを醸し出してくれていると僕は思う。早く完成させなきゃ!と言いつつも進んでいません。音楽はなかなか出来ませんなぁ。作曲は難しい。効果音も探さなきゃ!

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