A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

夏コミ思い出し日記その2!

2024-08-15 23:46:59 | それさえも平穏な日々
 まだまだ体調が本調子ではなかったので、今日もお家で屍をさらしておりました人形使いです。おかげでサンサン劇場の「あぶない刑事」と「風が吹くとき」見逃してしまってグギギギ。
 しかし体調が悪い状態で無理すると待っているのは死のみなのでいのちだいじにでいきます。コミケ最中はもちろんのこと終わったあとこそ体調に気をつけねば。映画館でゲホゲホ言ってると廻にも迷惑だしな。
 さておき、コミケ2日目の思い出し日記はっじまっるよー!
 
・8月12日(月)
 1日目はサークル参加だったのでまだマシだったとはいえ、前回の日記に書いた通り近年稀に見る酷暑でひどい目に遭いました。
 そして2日目は一般参加。一般参加ということはあの遮蔽物ゼロで太陽の恵みを蒸発するまで浴びせかけられる東駐車場に並ばなくてはいけないということなんですよね。
 毎年毎年、上は空から下はアスファルトからじりじり焼かれる東駐車場の熱量はゲル・ドルバ照準を向けたソーラ・レイに匹敵すると言われています。
 わたくし人形使いは今回は午前入場チケットを入手していたのでホテルのチェックインは8時過ぎ。ちょっと早かったかとも思いましたが、今回は臨時バスが丸ノ内側といういつもと勝手が違う状況なので時間には余裕を持って。
 さて問題はコインロッカーですよ。
 わたくし人形使いはいつも2日目はホテルから出たらいらない荷物をコインロッカーに預けてから開場へ向かってるんですが、今回は丸の内出口周辺のコインロッカーが軒並み埋まっててさあ困った。
 仕方がないので暑い中荷物を引きずって八重洲出口へ引き返し、早くも虚ろな瞳になりながら空きロッカーを探します。
 時期が時期だからかどこのロッカーも空いてなくて絶望してたんですがなんとか空いているところを見つけて無理やりリュックサックとキャリーケースを押し込んでようやく身軽になれました。荷物に関してはコインロッカーを探して彷徨うのも一苦労というかもうとてもつらいのでどうにか対策を考えたいと思います。ホテルから荷物送れたっけか……。
 そして再び丸の内口に戻って臨時バスに乗ります。しかし今回は残念ながら座れなかったので到着までひたすら直立不動で耐えます。
 そんな感じでようやく会場に到着。しかし辛いのはここからなんだよな……。
 午前中入場チケットの入場時間は11時でしたが、11時きっかりに入場できるというわけではもちろんなく、わたくし人形使いは鉄板の上で焼かれるたい焼きの気持ちで刻一刻と体力が減っていく環境に耐えながら入場を待ちます。
 冬は冬で辛いこの待機列ですが、夏の東待機列は上からは直射日光、下からはアスファルトの輻射熱という隙を生じぬ二段構えで一般参加者を焼き尽くすのでもう大変。気象庁の発表では35度超えということでしたが、体感では完全に40度超えてました……。こんなの軍隊でも音を上げるだろ……。
 午前中チケットを入手したものの、チェックしたサークルは速攻で在庫がなくなってしまう心配はそんなになかったので今にして思えば午後入場でもよかったかな……でも結局並ばなくちゃいけないのは変わらないか……。
 そんな感じで会場入りもしないうちに朦朧としながらも暑さに耐えていると、だんだんと風が出てきたのでけっこう楽になりました。反面、周辺に遮蔽物がないので日傘を持ってきてた人たちは傘を飛ばされそうになってて大変そうでした。歩いている際はいいですがやはり待機列の中では日傘はかえって邪魔になる感じですね。一番いいのはあごひも付きの帽子だろうか。
 風が吹いて多少楽にはなったものの暑さは変わらず。どのくらい暑かったかと言うと冷えピタがまったく効果を為さないくらい暑かったです。いつぞや「コミケは戦場」発言がSNS上で物議を醸したことがありましたが、今回は流石に戦場……というか戦場に入る前にすでに文字通り避けようのない戦いが始まってた感じです。これだけ暑いと最終的な暑さ対策が「そもそも参加を控える」になってしまいそう。
 そんな中、なんとか待機列が動き始めました。我々オタク一同幽鬼の列となって館内へと歩みを進めます。
 流石に館内に入ると一気に楽になりました。ありがとう天井。ありがとう壁。しかし今度は館内は風が吹かないというデメリットが発生するので今回の夏コミは屋内屋外どこにいてもとてもつらいという状況でした……。まさに逃げ場なし。
 でもまあ来ちゃったもんはしょうがあるめえということでわたくし人形使い、一路東館へと向かいます。東館では東方サークルを回りましたがさすがに2日目ということで久々に自由に歩けないほどの混雑に。これ壁サー回った人たち大変だっただろうなあ。
 チェックしていた東方サークルは無事すべて回れたので、あとはモノ書き同志のフミツキさんのサークルに挨拶に行ったり水分補給したりしました。
 夏コミでチェックしていた東方サークルはもしかしたら紅楼夢よりも少ないかも。なのでサークル周りはいつもどおり比較的短い時間で終わったんですが、体力が完全にスッカスカ。本当なら東館を回ったあとに同人ゲームの西館に行く予定でしたが、さすがにこの状態で西館まで行く体力はないと判断して今回はやめときました。1日目はサークル入場してたからなんとか移動できるだけの体力があったものの、2日目はさすがに脳内に赤ランプが点灯しましたわ。
 というわけで、かなり早いですが3時くらいには会場を離脱してバス乗り場へ。しかし考えることは皆同じというべきか、バス乗り場はすでに長蛇の列が。これは次回夏コミから帰りはブルジョワの乗り物であるタクシーを使うべきかも。しかも帰りのバスは座れなかったのでさらに体力を削られる羽目に。最初から最後まで体力が減りっぱなしのコミケでした。
 そしてなんとか東京駅にたどり着き食事を済ませます。ふと自分の両手を見ると真っ赤に焼けています。そしてリストバンド着けてた左手の手首だけ焼けてないので見る人が見たら明らかにオタバレしてしまう。
 食料を補給したので多少ライフゲージが回復しました。帰りの夜行バスまではまだまだ時間があるので、我らシューターの聖地である秋葉原HEYへ向かいます。
 お前西館に行けないくらい体力消費してたんじゃないの?と思われるかもしれませんがそれはそれ、これはこれ。
 HEYに行く前にブックオフに寄ろうと思ったんですがこれが間違いだった。なんか知りませんが秋葉原のブックオフって行こうとすると必ず迷うんですよね。そして今回もご多分に漏れずなぜか見当違いの方に行ってしまいまたもや無駄に時間と体力を消耗することに。
 仕方がないので引き返してHEYに突っ込みます。
 わたくし人形使いはすっかりゲーセンには行かなくなってしまいましたが、HEYでは普段さわれないようなレアなゲームが置いてあるのでやはりワクワクしますね。
 「ネビュラスレイ」とかプレイしましたがこんなに弾早かったっけ……。あと今回「サイヴァーン」とか初めてプレイしたかも。カネコシューって全然触れる機会ないよな。
 そのほか未だsteamに移植されてない「怒首領蜂最大往生」などなどをプレイしている間に9時くらいになったので東京駅に戻りバス乗り場であるミッドタウン八重洲へ。
 毎回も書いてますがミッドタウン八重洲の存在は本当に本当にありがたい。泣けてくる。この疲れ切った状態で屋内で夜行バスを待てるのは本当に助かります。コンビニもあるしな。
 しかしここでわたくしまたもやミスをしていたことに気づきます。秋葉原HEYにいたときにメモ帳を落としていたっぽい。まあでもメモしてた売上は覚えてるし書きなぐってた小説の下書きも清書済みだったし損害はそこまで大きくはなかったのが幸いか。なんか今回は落とし物が多いな……。
 そんなこんなで中原中也の詩集を読みつつバスを待ちます。かなり遅い時間のバスだったのでだいぶ待ったな。
 帰りのバスは便が残ってなかったのでやむなく4列シートでしたが隣の人ガチャが外れではなかったのでよし。わたくし人形使いはコミケの際にはずーっと夜行バスを使ってますが、夜行バスの快適度を左右するのは3列シートと充電設備のほかにトイレの有無が大きいと思います。
 車内でトイレに行けるというだけでなく、トイレ休憩でいちいち起こされないのでトイレに行く必要がなければずーっと寝てられるというメリットがあるんですね。あとトイレ行ったあとにバスを見失う危険もないしな。なので帰りは4列シートでしたが比較的快適にスムーズに過ごせました。
 そして翌朝、すでに暑い中なんとか家までたどり着き、わたくしの夏コミは終わりを告げたのでした。
 
 いやー今回の夏コミは本当に暑かった。個人レベルでの対策グッズの持ち込みにも限界があるのでこのレベルの暑さが来年も続くようなら人によっては「参加しない」が最良の暑さ対策になるかも。
 あとこれだけ暑いと汗だくになるので、コピー本やペーパーが汗でシワシワになる恐れもあるでしょう。なのでクリアファイルなどの保護アイテムを持っていくといいかも。
 いろいろ反省点の多い夏コミでしたが、まあなんとか無事帰ってこられました。冬コミも参加予定なので、また冬コミでお会いしましょう。はー暑かった……。
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