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主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

東方同人誌レビュー「次に来る!東方の同人ゲームSelection 10 2020」(アンタマニド)

2020-10-14 23:06:08 | 同人誌感想

 紅楼夢以前に購入した本のレビューがまだ残っているわけですよ。紅楼夢原稿やってる間全然書けてなかったので。

次に来る!東方の同人ゲームSelection 10 2020(アンタマニド)
 以前ここで紹介した東方二次創作ゲームを紹介した同人誌を制作した作者さんの本です。
 今回は2020年の注目作5作品をレビューした構成となっています。
 それでは今回も、「同人ゲームをレビューした同人誌で紹介されている同人ゲームのレビュー」をやっていきたいと思います。
 なお、PCを買い替えたおかげでめでたくプレイできない体験版がなくなったので、現段階で体験版があるものは体験版に触れてみました。

・クビナシリコレクション(給食頭蛮)
 赤蛮奇が主人公という珍しいゲーム。
 赤蛮奇といえば頭なわけですが、本作では頭をジャンプ台に使ったりブロックを壊したりしてステージのギミックを解いていく、文字通り頭を使うゲームとなっています。
 こういう東方キャラクターの能力をうまくゲームに組み込んだデザインになっている作品は、ただ単に操作キャラが東方キャラになっていると言うだけではない東方原作には決してない種類の特別感があって好きです。
 ステージ内で使える頭の数には限りがあるので、パズル要素はかなり強め。そしてタイムアタックやアイテム収集要素もあるようなので完成時のボリュームはなかなかのものになりそう。
 あとドット絵が可愛い。最重要。
 わたくしオールドゲーマーなのでドット絵のゲームを見ると根源的な安堵を覚えるんですが、本作のドット絵では赤蛮奇はもとより召喚した頭のリアクションも可愛くて癒やされます。
 また、本作には明確なストーリーがあるようなのでそちらも楽しみ。
・東方覚醒珠(※二次創作)(NORTHERN WIND)
 (※二次創作)までがタイトルです。鈴木正人()みたいだな。
 本での解説によれば、原作同様の縦スクロールSTGに位置情報ゲームとスマホの育成RPGを組み合わせたものとのこと。はっきり言ってまったく想像できません。
 体験版はsteamの方で公開されているのでさっそくプレイしてみました。
 あーなるほどそういうことね完全に理解した(わかってない)。
 STG中に突然バトルが始まるのはなかなか斬新。
 個人的ゲームを遊ぶ理由の一つが「今までにないルールのゲームが遊びたい」というものがあります。
 しかるに本作は、STG、パーティバトルと3つのゲームジャンルが混在するルールでなかなか斬新。
 まだ体験版を触った段階ですが、既存のゲームルールにはない新規性の高いゲームになりそうです。
 あと、立ち絵や会話の原作リスペクト感も好きです。霊夢の人の話聞いてなさっぷりとか原作通り。
・斬れぬものなど爆破するみょん(CS Studio)
 なんかもうタイトルでオチてる感じの一本。
 なんかこう、「「これ進研ゼミでやったやつだ!」ならぬ「これMAD動画で見たやつだ!」をそのままゲームにしてしまったような作品です。
 体験版があるのでやってみたんですが、最初の人里の光景を目の当たりにした時点でなんというか「この門をくぐるもの汝一切の望みを捨てよ」って感じでしたね。
 中身はけっこうまっとうなアクションゲームなんですが、完成したときにはとんでもないことになってそう。
・三妖精のぴょこぴょこ討伐大作戦!(yomogi_soft)
 光の三妖精が主役でしかもRPGという非常に珍しい作品。
 これも体験版があったので(というかすでに完成してる)プレイ。
 体験版ながら基本的な要素はもう完成してる感じで、コンパクトにまとまった画面構成がプレイしやすいです。
 また、個人的良ゲー判定基準の一つに「キャラを動かしているだけで楽しい」というのがあるんですが、本作はキャラがフィールドをタイトルの通りぴょこぴょこ飛び跳ねて動くのでそれを見てるだけでなかなか楽しいです。
 このタイプのダンジョンやフィールド間の移動を省略していないRPGでは歩いている時間がゲームプレイ時間の多くを占めるので、そこで退屈しないで済むのは大きなプラスポイントだと思います。
 また、RPGではテンポの悪い戦闘はモチベーションを大きく削ぐ要素になるんですが、本作ではフィールドから戦闘画面への切り替え、戦闘自体のテンポが非常にスムーズで連戦してもストレスを感じません。これは非常に高ポイント。
 いずれ製品版もプレイしてみたいですね。
・早苗の信仰王への道(みちるーむ)
 こちらは体験版が見つからなかったのでyoutubeの動画を見てみました。
 ゲーム内容はタワーディフェンス的なアクションゲーム。拠点となる社を守りつつ毛玉をしばき倒す感じです。
 ほんわかした感じの立ち絵と二頭身のかわいいキャラで癒やされますが、ゲームの方はこれかなり激しいアクションができるようなので面白そう。
 このテのゲームはコンボで大量の敵を一網打尽にする爽快感がキモだと思うので、クリア後のおまけとかでヤケクソ気味な量の敵が出てくるモードとかほしいですね。

 今日はここまで。

コメント
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