空和心律体

「道」を「楽」しむ極意を探して右往左往

ささやかな人生

2016-02-25 21:58:02 | 音楽
この時期になると、亡き義母(ばあば)が倒れた日(2010年2月20日)のことを思い出します。
寒い中、いつものように畑仕事をしていたんだよな…

どんなに大変な時も泣き言を言わず、子供や孫達の為に黙々と働く姿が頭から離れません。
自分が畑仕事(の真似事)をするようになってから、ばあばの強さと優しさをより感じるようになりました。

僕が「身を粉にして働いた人生、幸せだったのかな?」とつぶやくと、XR'92mamaは必ず、
「ばあばは幸せだったと思うよ」と答えてくれます。僕にはそれがとても嬉しい
娘にこう言ってもらえるばあばは、やっぱり幸せだったと思います。

無縁坂(1975年)

歌詞が心に入ってくるまで40年…

親の生き様はなかなか認められるものではありません。
元気なうちは「もっと自分にああして欲しかった」、要介護になれば「面倒ばかり掛けやがって」、子供は幾つになっても身勝手なもので、「あんな風(親の様)な人生は嫌だ」と止めを刺します。

介護はさておき、子供に「全てひっくるめた生き様」を認めてもらえることが「親として最後の幸せ」なのかもしれないと思うこの頃、親への接し方を省みようと思います。

今日のトレーニング:
・1人で夜ラン/10km(5'00"/km) 5'10"/km→4'50"/km
 「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だと感じている」イチロー