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京都:世界遺産散策〔高山寺〕

2012年10月16日 | World Heritage in Japan
10月14日 京都の世界遺産「古都京都の文化財」の社寺廻りにて、『高山寺』を散策。
栂尾山『高山寺』(とがのをさん こうさんじ)は、紅葉の名所として有名な、清滝川沿いの三尾(高雄・槇尾・栂尾)のひとつ、栂尾の大自然の中にひっそりと佇む山寺。京都駅からはJRバスにて小一時間ほど。『高山寺』は、奈良時代、宝亀5年(774)に光仁天皇の勅願で創建された古刹で、鎌倉時代に明恵上人が再興、名を『高山寺』と改められました。国宝『石水院』は、明恵上人の住居跡とされ、後鳥羽上皇の賀茂別院から移されたもの。建物内には、国宝“鳥獣人物戯画”(複製)が展示され、また西側には“善財童子像”が安置されています。熱心に修行をつんだ童子を尊敬の思いで見つめた明恵上人の温かさを感じます。古くから、明恵上人は茶祖、明恵上人が栄西にもらった茶種を育て日本茶へなったとも。それが、ここ栂尾山は茶の発祥地といわれる所以で、境内には日本最古の茶園があります。
さすがに紅葉にはまだ早いものの、境内では、杉や楓の古木が生い茂り、秋風を感じ森林浴よろしく、また、『石水院』南側の大きな縁側に腰をおろすと、栂尾の大パノラマが広がり、しんみりと静寂のくつろいだ時間を過ごすことができました。












金堂


石水院








客殿




仏足石


開山堂


聖観音像


茶園


明恵上人御廟