崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

李相日氏からメール

2020年07月04日 06時34分15秒 | 研究業績

KBS東京特派員が伝える言葉。「コロナ感染者が107人に増えた。それでも日本は警戒宣言をしていない。安倍が支持率を守るために」という。事実であろうか。事実と解釈が含まれている。歴史も事実に限るか、それとも自分の解釈を入れるか。ランケの実証史学の根本的な問題になる。李相日氏からメールが来た。彼曰く


 私は韓国内の一部偏狭な国学派たちが崔吉城教授を批判をするのを無視する者ではない。しかし重要な問題を回避してはいけない。崔教授が応じないと表面的なもの終わってしまう。私の質問に答えてください。

 一部の「偏狭な国学者」の文を読まず、反論を書くことはないが、再び李氏からメールが届いた。 李氏は日本の植民地の歴史という事実だけを客観的に見るのではなく、民族的情緒を加える必要があるという。それは、反対側も同様であり、結局反日と親日の問題になる。「35年間の植民地」の客観的な事実に解釈や感情を入れるという。私は事実と民族的情緒の反日と親日を客観的に紹介し、読者が判断するように期待する。判断は読者の分け前である。


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