国際日本文化研究センターで発表し、議論した拙稿「朝鮮春画」が同センター広報誌「日文研」64号「センター通信」に掲載・発行された。マリノフスキーの『未開人の性生活』から露出、ヌードは美か、今の露出過多の美女とイケメンは化粧とファションの美に過ぎないのかなどを考えたものである。「櫛で髪を整え、ココ椰子の油をぬる。爪の手入れをし、化粧する」「肌の美しい人」「乳房の露出」など朝鮮王朝の二大名画家の作品から対比してみた。朝鮮の春画は「妓生」「貴婦人」と対照的に男性のヌードが主に描かれている。何故だろうか。
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