Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ダッチ・ベイビー。

2010-06-13 16:32:45 | 料理
本日の朝食は"ダッチ・ベイビー”。
こちらもアメリカの定番メニュー。
でもあまり日本では知られていない一品。
以前作ったジャーマンアップルパンケーキと同じようなオーブン焼きのパンケーキです。
どちらかというと配合はポップオーバーに近く、ヨークシャープディングの甘いバージョンですね。

さまざまなレシピが出ているのですが、あまりうまく出来ないレシピもあり、簡単そうで、ポイントをいくつか押えないとできない失敗しやすい料理です。
今回はうまく出来たので、レシピをアップすることに。
ウイリアム・ソノマの"Bob's Dutch Baby"からの改作。

作り方は簡単。
ボウルに小麦粉、卵、牛乳、塩を加え混ぜ合わせます。
小麦粉は今回も100%薄力粉使用。強力粉でもいいのですが、膨張剤系を加えないので膨らみやすいように薄力粉にしました。
材料を一度にすべて加えて混ぜるだけなので、ダマができますが、この状態で30分ほど置いておくので、大丈夫です。

食べる直前に焼きに入ります。
オーブンを200度に予熱しておきます。
その間に耐オーブン仕様のフライパンにバターを加え、バターが溶けてこげ色がつくまで加熱します。

熱したフライパンに生地を一気に注ぎ込んですぐにオーブンに入れて10分ほど焼きます。

ポイントはこの焼き方。
この料理は外側の淵部分が大きく膨らんでいることが必須なので生地を急激に加熱することが重要です。
よって、まずフライパンが十分に熱くなっていること。バターもオーブンもしかり。
生地は混ぜるだけなので、予熱でこの料理の成否の半分が決まります。

二つ目がオーブンでの焼き位置。熱源に近い部分に入れること。十分に予熱したオーブンのできるだけ中上段部分に入れ、蓋を開けず膨らむのを待ちます。
出来るだけ上段に入れたいところですが、あまり上すぎると、膨らんだ生地が熱源に接触してこげたり、熱源に引っ付いたりしてしまうので、膨らんでも天井には引っ付かないギリギリの高さで焼くことです。

膨らんで、表面に焦げ目がつき、かりっと固まってくるまでしっかりと焼き込みます。
焼きが足りないと、オーブン内では膨らんでいても、出した途端にしぼんでしまいます。

作り始めた当初はスフレのようにしぼむ料理かと思っていたのですが、きっちり焼いておくと、シューのように出して冷めてもほとんどしぼまないことがわかりました。

焼けたダッチベイビーにフルーツと生クリーム、蜂蜜などお好みのトッピングをして完成。
通常のパンケーキに比べ、小麦粉の使用量はかなり少ないのですが、見た目はボリューム満点。腹持ちは良くないかもしれませんが、軽食的に食べるにはいいですね。
何度か作ってやっとコツがちょっとわかってきました。


朝食用には腹持ちが良いように、オートミールをスープ代わりにつけました。
ハワイでは有名なダッチベイビー専門店があるとか。。。
今冬に行く予定なので、食べてみたいですね。

このダッチベイビーを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon ダッチ・ベイビー。 by PCWP



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