Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

イースト・コーヒーケーキ。

2011-05-16 08:48:01 | 料理
本日は、コーヒーケーキ研究。
今回は、"Bite"のレシピからイースト発酵させたコーヒーケーキを作ってみることに。

通常はベーキングパウダーで膨らませているため、独特の重みのあるクラムになるのが特徴のケーキですが、イースト発酵させるとかなり軽いクラムになるのではと思います。
ベーキングパウダーを使うことで、短時間に手軽に出来るのがコーヒーケーキの魅力の1つなのですが、イーストを使うと、少々時間がかかります。
"Bite"では、ラピッド系のドライイーストを使うことで、時間の短縮をはかっていますが、我が家は日本でも手に入りやすい"Suff"イーストを使って低温長時間発酵させて作りました。

作り方も発酵時間を設けているものの、基本的に捏ねは不必要で、材料の混ぜあわせ方も少し違い、全体に短時間で手軽に作れるようになっているもこのレシピの面白いところです。

<材料>(9個分)
強力粉    70g
薄力粉    70g
砂糖     大さじ2
ドライイースト 小さじ1
塩       小さじ1/4
水       大さじ2
植物油     大さじ2
卵       1個
イチゴ     3粒
キウイ     1個

・ストロイゼル
三温糖     大さじ1
薄力粉     大さじ1
植物油     小さじ1
シナモン    小さじ1/4


ボウルに強力粉の半量、薄力粉の半量、砂糖、ドライイースト、塩を加えて混ぜ合わせます。
パンを作る手順であれば、粉類とドライイーストに水分を加えて捏ねて1次発酵させるのですが、今回の手法は、半量の小麦粉とドライイーストに温めた水分、卵を先に加えて混ぜ合わせ、残りの小麦粉を後で再度加えて捏ねずに発酵させます。

器に水、牛乳、植物油を加え、電子レンジにかけて人肌温度に温めておきます。
"Bite"では油はバターを使っていますが、現在バター値上がり中のため、植物油で代用しました。

粉類に牛乳液を徐々に加えて、菜箸で混ぜ合わせます。
泥状の液になったところで、卵を加えてさらに菜箸で混ぜ合わせます。
中華の生地を作る要領でお箸を使って混ぜるのが一番やりやすい。
生地が最初はどろどろ状でその後固くべたついてくるので、力が入れやすい太めの菜箸が手が汚れず作業しやすいのでおすすめです。

残りの強力粉と薄力粉を加えて、ゴムベラで全体をこねるように混ぜ合わせます。
パン生地のようにしっかり捏ねなくても、全体に粉気とダマがない、ベタベタの生地になるまで混ぜました。

角型のセルクルにオーブンペーパーを敷きこんで、生地を流し込みます。
意外に生地は固いので、ゴムベラで型底全体に押し込んで均一に広げます。

トッピングの果物を一口大に切ります。
今回は手元にあったイチゴとキウイを使うことに。
ちなみに"Bite"では、ネクタリンを使っていました。

次にストロイゼルを作ります。
器に三温糖、薄力粉、シナモンを加えて混ぜあわせます。
油を加えて粉全体に油が行き渡るように砂状になるまで指先でもみこみます。
少しダマが出来る程度でO.K.

型に入れた生地の上に果物を均一に広げ、その上にストロイゼルを振り掛けます。

蓋をして暖かい場所で2倍になるまで1時間程度発酵させます。
我が家の場合は前夜に作り、室温で2時間程度発酵させ、その後、冷蔵庫に移して一晩寝かせておきます。
こうすれば、翌朝焼くだけで済みます。

発酵が終われば、170℃に予熱したオーブンにいれて10分間焼いて完成。

型から出して網の上で冷ましてから切り分けます。

思ったよりボリュームが出て、迫力ある仕上がりに。
食感は、"Bite"のレビューどおりケーキというよりパンにちかい。
でもこねる作業が不要なので、作るのは簡単。重さのあるコーヒーケーキよりかなり軽く、ふんわりとしていますが、その分少しパサついた感も。
でも朝食としてなら、重い菓子パンよりもこちらの方が食べ応えがあり、むいていると思います。。
"Chlalah"というパンに似ているとの評価ですが、私的にはフォカッチャに近いかも。
イーストコーヒーケーキは御用達書など他にも色々なサイトでレシピがあるので、今度はそちらのものを作ってみて比べてみたいと思います。

コーヒーケーキとしては、今回のものより従来のベーキングパウダー仕様の方が私的には好みですが、パンの一種と考えれば、作りやすさの点でこの方法も評価できると思います。

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