Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

クッキングクラス。

2007-01-19 01:29:39 | 料理
火曜日はクッキングクラスに初参加してきました。
秋セメスターの途中でこのクラスの存在を知っていたのですが、英会話教室の方の宿題と予習に追われて時間と体力を作ることができず、秋セメスターは行くことができませんでした。
様子見を兼ねて、クッキングクラス主催のジンジャーブレッドハウス講習会兼クリスマスパーティに参加して、先生と一度顔つなぎをしておいたので、初参加とは言え、少しは気が楽でした。

午前中は英会話クラスがあり、前セメスターは14時開始だったのですが、時間が今期から変更になり、13時から開始予定とか。クラス英会話教室終了後、30分ほど早いですが、時間も中途半端で行く場所もないのでクッキングクラス会場に行ってみることに。
会場と言っても、英会話教室と同じ建物の1階でいつもコーヒーブレイクの時に利用している部屋です。

教室を覗いてみるとクッキングクラスの先生がもう準備を一人でしているのを発見。中に入れてもらって、一緒に準備作業を手伝いながら、クラスについてや自己紹介などを個人的にしていました。
おかげで先生独り占めして英会話練習とコネクション作りをすることができました。なかなか一回では親しくなることはできませんので、これからも早めに出て、手伝いつつ親しくなっていきたいです。

しかしながら13時になってもあまり人は現れず、くれない会の人は皆無。英会話には数人出席していたのは確認していたのですが、今期からはもう出ないつもりなのか。。。私的には日本人がいない方が好都合なのですが。

時間を過ぎてちらほら人が集まり始め、火曜日に同じ英会話クラスに初参加した韓国人のCさんも登場。お互いクッキングクラスは初参加で他にこのクラスで知り合いがいませんので、彼女と話をしながらクラスが始まるのを待ちました。
13時半ごろからなんとなくクラス開始。今回はインド料理で「Channa Masala」と「Cucumber Raita」いわわゆる「ひよこ豆トマトカレー」と「きゅうりヨーグルトサラダ」です。講師はUSCのコンピューター系の男子学生。もちろんインド人でベジタリアンでした。

彼は口頭で指導するだけで、手は出さない。参加者が手分けして野菜を切ったり、洗ったり手の空いているやる気のある人だけが作業をするという感じの講習会でした。今まで日本でも料理教室などには参加したことがなく、高校までの調理実習程度でしか料理講習を受けたことがないので、日本との比較はできませんが、かなりアバウトでばらばらな感じ。

レシピは専用のレシピ帳をもらってそこに毎回張るように指示されたのですが、レシピを見る間もなく、なんとなく作業のように料理を作っていました。

まず玉ねぎをみじん切りにする作業から始まってびっくり。参加者は主婦の人がほとんどだと思うのですが、包丁さばきの危なっかしいことはなはだしい。包丁で刻むという作業は他の国ではあまりやらないみたいで、チョッパーが普及しているからかも。私が包丁作業を代わってみじん切りを始めるとみなさんあっけにとられていました。私の技術は特別ではないレベルで、まあ普通の主婦程度のみじん切りの速さと細かさなのですが、違いが歴然としすぎて、なんだかプロモーションビデオ状態でした。

きゅうりもグレイダーという専用のチーズおろしのようなもので、削って千切り状態に。こちらにきて道具で作業をするのは、私にとって新鮮に感じたのと同様、包丁であれこれ刻むのもこちらでは他の人にしてはかなり新鮮なのかも。もう誰が先生なのか分からなくなってきていました。

途中からはほとんど主催者の先生が作り方を指導してインド人は出来上がり時には姿がなく、よく分からないまま、料理完成。

料理としては、玉ねぎのみじん切り、しょうがとにんにくのペーストを油で炒めて、専用香辛料を加えてトマトソース缶とひよこ豆の水煮を加えて煮込むもの。香辛料が独特で本場では各自が各香辛料を混ぜ合わせて作るらしいのですが、初心者はずばり袋入り「Channa Masalaの素」を使うようにとインド人講師。

「この香辛料は辛くないのか」と質問に、「他のものに比べればそれほど辛くない」との回答でしたが、一袋真っ赤な粉を入れたところを見るとほとんど信用できない。日本人は他の国の人に比べて辛味に断然弱いため、「それほど」というところがかなりひっかかりますね。辛味を尋ねるときはこのあたりを注意しなければいけません。ちなみにアメリカ料理は甘みに注意です。

逆に日本料理は「粘り」の食感に注意です。ヨーロッパやインド系の人々は粘り系の食べ物に弱いため、予め伝えておいた方がよいし、好みを尋ねるときも「粘り系」が食べられるか聞いておいた方が失敗が少ないと経験上わかってきました。

料理が出来上がったところで試食タイム。ご飯はクラスが始まる前に浸水したブラウンライスを電子レンジで炊いてありました。
お湯から米を入れて電子レンジにかけて米を炊くのはかなり乱暴なように思うのですが、こちらでは結構普及しているようで、インド人のPさんも電子レンジでかなり簡単に米を炊いていました。フタをせずに炊くので、日本のご飯とは異質のものにはなりますが。。。。

各自ビュッフェ形式で試食するのですが、試食そっちのけでおしゃべりタイム。カレーの方はやはりかなり辛味が強く、ほとんど手付かずで残ってしまいました。私も一口試食サイズで食べただけで、家で作るにはかなり改良が必要ですね。味がよければダンナさんにも味見させようと思ってリフトオーバーしようと思っていたのですが、あきらめました。

試食の後は、自己紹介。今回が春学期の最初だったこともあって、簡単に名前と出身などをスピーチ。
私はやはりお菓子の人でやや顔が知られていることもあり、先日作った四海巻きを習いたいと何人かに言われましたけど。

自己紹介後、各自好きずきに解散。後片付けは誰もしないようですので、先生たちのほかに私とCさんとで手分けして片付けまで手伝いました。変える前に日本料理を教えてみないかと誘われ、「英語ができないから無理。」と言ったのですが、先生たちがフォローしてくれると言うので来週に詳細を打ち合わせることになりました。
メニューやレジュメ用のレシピを用意する必要があるのですが、メニューは寿司が好評のようなので巻き寿司にしようかと思っています。レシピを書くのが一番の問題ですね。当分頭が痛いです。

昨日の献立は、豚ロースのソテー オレンジソース、ほうれん草のポタージュ、紫キャベツとトマトのサラダ、マカロニグラタンでした。
このところのカルフォルニアの大寒波の影響でオレンジはこれから高値が予想されますね。本当にここのところ気温が低く、日本と同じ気温です。
ロサンゼルスの大きな利点である冬暖かい気候は今冬は期待薄です。

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