Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ケンタロウ・スコーン。

2010-06-08 13:13:07 | 料理
本日の朝食はスコーン。
このところテレビの料理番組はほとんど見ていないですが、現在唯一定番で見ているのが"ケンタロウの男子ごはん"。
文字通り男飯系の濃い料理ばかりの紹介なのですが、見ていると意外においしそうに見えるものが多く、紹介されたものを作ってみることが多いですね。

今回のスコーンも先週放送されたもの。スコーンのレシピは御用達書などで何度も作っているので珍しいものではないのですが、日本のレシピで作るのはかなり久しぶりでアメリカのレシピとの違いを見るために作ってみました。
スケールは規定の半量で。

フードプロセッサーに小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーを加え、5秒ほど混ぜ合わせます。
小麦粉はケンタロウレシピでは薄力粉のみの使用ですが、私はあえて強力粉を1/3ほど混ぜました。スコーンはサクサク感も大事ですが、食べ応えを出すためちょっと重めが合うと思うので。。。

冷たいバターの角切りを加え、さらに10秒混ぜて粉チーズ状になれば、ボウルに取り出します。

ボウルの中央部をくぼませて、溶き卵とヨーグルトを加えてフォークでざっくりと混ぜ合わせます。
ケンタロウレシピでは溶き卵と牛乳を加えるのですが、ベーキングパウダーの起爆剤として乳清部分のヨーグルトを水分として加えました。

まだ粉っぽい状態でラップに移し、手でラップの上からまとめます。
テレビでは素手でまとめていましたが、まだ生地はべたつく状態なので、ラップで包みながらまとめた方が簡単です。

塊になった生地をそのままラップにつつんで、冷蔵庫で30分ほど冷やします。

番組ではその間にクラムチャウダーを作っていました。
我が家ではアサリがなかったので、ミネストローネ風トマトスープを作ることに。

寝かせた生地はラップに挟んだまま麺棒で軽く延ばして1cm厚にし、手で四角に成形して三角に切りました。
番組で三角に切るところを見ると見た目はアメリカン仕様にしていますね。生地はイングリッシュ系なのですが。。。
これが日本のスコーンの面白いところです。

オーブンペーパーを敷いた天板の上にのせて、卵黄を塗って、200度のオーブンで15分焼きました。
普段は卵黄は塗らずに焼くのですが、レシピどおり塗ってみると焼き色が濃く、いつもとは違う見た目に。
ロールパンのように焼き色を卵黄で濃くつけるのは日本風ですね。
アメリカンの場合はバターか牛乳を上塗りするくらいでしょうか。

ぷっくり膨れてなかなかおいしそうな出来上がりでした。
トマトスープ、ヨーグルト、サラダを添えて豪華朝食となりました。

味の方もサックリしていて、適度な食べ応えがあり、甘みがちょうど良く、甘すぎないのが日本的。
アメリカのレシピではもっと甘いか、ナッツやドライフルーツなどを混ぜ込んで、プレーンな味を食べることは少ないですから。。。
バターもアメリカ仕様のものに比べて量が少なく、油っぽくなく、パサ付くこともないので、食べやすく、良いレシピだと思います。
日本のレシピはやはり日本人仕様で食べやすくできていますね。たまには日本のレシピのものも作るといいですね。



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