かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

大阪で10代のコロナ患者が亡くなったとのこと。せめてリスクの高い子供には優先してワクチンを回すべきでは、と思いました。

2021-09-08 20:15:02 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は22.5℃、最高気温は27.6℃、五條市の最低気温は19.7℃、最高気温は26.5℃でした。今日は朝から雨が近いと知らせてくれているようないかにもな雲が空を覆っていました。結局降り出したのは10時を過ぎ、その雨も思ったよりも弱くて午後には止んでしまいました。想定では秋雨前線停滞でずっと一日雨ではと思っていたので、ちょっと拍子抜けです。一応明日朝までは雨が降りやすいようなのでそれなりにぐずついた天気と言えるのでしょうが、明後日には日差しが戻ってそれなりに暑くなってくる模様ですし、秋雨前線はどこに行ってしまったのか、まあ降らないならその方がありがたい面もあるので別に構わないのですが、残暑厳しい、に戻ってしまうのはなるべく勘弁してほしいものです。

 さて、大阪府の吉村知事の会見によると、昨日、府内の病院に入院していた10代のコロナ感染患者が亡くなったとのことです。10代の若者がコロナで死亡したのは府内で初めてとのことですが、国内でもこれまで聞いた記憶がありません。もし亡くなっていたらここぞとばかりにマスコミが大騒ぎしていたと思うのですが・・・。
 まあそれはともかく、この10代の男の子は、基礎疾患があり、更に重症化リスクが高まる複数の因子を持っていたそうで、なのにワクチン接種はしていないという謎の仕様ですが、9月1日に救急搬送されたときにはすでに重症化しており、治療の甲斐無くついに1週間で身罷ったということになります。
 基礎疾患が何で、重症化リスクが高まる「複数の因子」とは何なのか、実に気になる単語が並ぶ割に役に立たないニュースですが、10代で基礎疾患ということは先天的な免疫不全とか糖尿病、あるいは心臓の病気とか、ひどいアトピーとかアレルギーとかでしょうか。とりあえず、そこらへんを元気に走り回っている子供が突然倒れて一気に症状が悪化し亡くなった、というようなことではないというのはホッとするところですが、いくら若くても抵抗力を損なう病気などがあれば容赦なくウイルスは襲ってくるということですね。
 基礎疾患と言うと、子供にも糖尿病や高脂血症などの生活習慣病やその予備軍が増えている、とかつて我が恩師が著作の中で警鐘を鳴らしていましたが、その後国民全般に食生活が改善されたわけでも無いでしょうから、以前そのリスクは存在するか、場合によっては悪化しているのでしょう。次代を担うべき子供や若者が犠牲になるのはあまりに忍びないことです。ワクチンも政府によって十分な量が確保されていると聞きますし、少なくとも基礎疾患を持つリスクの高い子供には、早めに接種してあげてほしいものです。



9月1日に救急搬送された時にはすでに重症化していて、医療機関に入院して治療を行っていました。 大阪府内で新型コロナに感染した10代の患者が死亡したのは初めてです。
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