コロナ重症化の原因は肥満にあった！ とのことですが、できればもう少し詳しいデータが欲しいです。

　今朝の奈良市の最低気温は２１．５℃、最高気温は２９℃、五條市の最低気温は２０．９℃、最高気温は２８．１℃でした。今日は未明から雨が降り、朝まで残っていましたが、通勤する頃には雨も大体上がり、午後遅くには雲が切れて日も差してきました。天候回復が遅くなって気温はさほど上がりませんでしたが、明日は久しぶりの好天気になって気温もかなり上がってくることでしょう。一方台風は、１３号は東に進んでこちらには影響なさそうですが、１４号は大きく進路を西に変針して、来週後半にはこちらに最接近してきそうです。最終的に九州上陸もあるのか、朝鮮半島を直撃するのか、はたまた中国大陸に向かうのか、現状では不明ですが、非常に強い台風に育っていますので、接近してきたら注意が必要です。とりあえず、今後は進路の行方に注目ですね。

　さて、新型コロナウイルスで亡くなる若者がニュースになっていますが、大阪府の吉村知事の発表によると、BMI指数３０を超える肥満のヒトが重症化しやすいとのこと。大阪府における第５波の重傷者に関する中間調査の結果だそうで、重症者のうち、２０代以下は５０％、３０代２３％、４０代１９％が、BMI３０以上だったそうです。また、現場の医師からも、中等症患者もやはり肥満が多いとの報告があるとのこと。大阪府では、BMI３０以上でまだワクチンを打てないでいるヒトに向け、９月１０日１６時から、大規模センターで特別枠の予約を開始するので利用して、と呼びかけています。
　BMI３０以上というのは、日本人ではかなり少ないと思いますが、それでも大阪ならそれなりの人数になるのでしょう。こんなヒトが倒れたり亡くなったりしたら周りの者や入院した病院側も大変だと思いますが、まずは何より自分が太り過ぎ、と自覚のあるヒトは、ワクチンを積極的に接種するなり生活に気をつけるなどして自分を守ることに意識を割かねばならないようです。これがBMI２５以上となるととたんに対象者が増えるはずですが、重傷者のBMI３０以下の残りのヒトのBMI指数がどのような分布になっているのか、詳細なデータも欲しいと思います。また、これが大阪だけの現象なのか、全国的な傾向なのか、厚生労働省やマスコミには是非調査をして欲しいものです。もし、ダイエットで新型コロナの感染抑制や重症化の阻止ができる可能性があるのなら、積極的に身体を絞ることを特に若いヒトには指導する必要があると思います。若いほど代謝も活発ですから、少し食事を制限して身体を動かせばたちまち効果が現れるはずです。