対米開戦８０年目の終戦記念日の割に静かなような？ 世の中コロナとの戦いに忙しくて他は構っていられないのかも？

　今朝の奈良市の最低気温は２１．２℃、最高気温は２７．４℃、五條市の最低気温は２０．８℃、最高気温は２５．４℃でした。今日は昨日からの雨が午前中残り、特に朝は激しく降ってうるさくてかないませんでした。夜中に雨音で何度も目が覚めたせいか一日中眠気が残りましたし、降るならもう少し静かに降って欲しいものです。午後は雨が上がり、薄日も差して天候回復を期待させる空模様となりましたが、秋雨前線は頭上を通り過ぎて太平洋上に移動し、南北に連なる雨雲も南に下ったためにこちらが降らなくなっただけで、また北上してきて雨をもたらすことでしょう。なんとも涼し気な終戦記念日です。
　対米宣戦布告から８０年の今年ですが、８月１５日がこんなに涼しい年ってかつてあったんでしょうか？　あまり記憶にありませんが、平成５年の梅雨明けしなかった年はひょっとしたら今年並みに寒い夏になっていたかもしれません。ただ今年はとりあえず梅雨明け後は随分夏らしくなって、猛暑予測が当たったと憂えていたので、余計に今の気温が低く感じられるような気がします。全く変な天気の終戦記念日です。そんな天気のせいと言うわけではないはずですが、開戦８０周年だと言うのにあんまり戦争に関する報道が無いような気がします。もちろん絶無ではありませんが、例年、Yahooのトップページのニュース欄とか、もう少し戦争特集で充実していたような気がするのです。さすがに風化著しいということなのか、ことさらに取り上げたがる大マスコミが軒並み不振でそんな余裕がなくなってしまっているのか、少しさびしいように感じられます。とりあえず、１２月８日にはもう少し何かあるんじゃないかと期待しておきましょう。
　それにしても、８０年前はなんでこんな無謀な戦争を始めてしまったのか。これまでにもいくつかの成書や記事をそれなりには読んできたつもりですが、結局『臥薪嘗胆』できなかった理由は今ひとつ判然としません。まあ簡単にクーデーターや暗殺やらが起こる時代でしたから、たとえ破滅してでも動きたいという欲求が強く、我慢とか耐えるというような事が苦手だったのだろうな、とは思いますが。