かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

この調子だと今冬の第6波、来春の第7波と危険が増していくばかりですが、中長期的な対策は考えられているんでしょうか?

2021-08-01 20:22:18 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は23.7℃、最高気温は34℃、五條市の最低気温は21.9℃、最高気温は33.9℃でした。今日から8月ですが、空模様は安定した夏空とは行かず、夕方にかけて随分と荒れました。午前中は雲が目立ちながらもしっかり晴れていたのですが、午後にはその雲が広がって日差しが閉ざされる時間が増え、夕方17時頃から大阪北部と南部で発達した積乱雲が奈良方面にも流れ込み、ひとしきり夕立雨をもたらしました。明日も今日と似たような天気が予報されていますが、明後日からはしばらくぐずついた天気が続くような週間予報になっています。列島南部に小さな台風未満の熱帯低気圧が次々湧いてはやってくるようですが、一番天気が安定して暑くなるはずの8月はじめがこのような空模様では、一体夏らしい夏はいつ訪れるのか、梅雨が異様に長引いたのと同様、今年は暑いのに夏らしくないという妙な年になるのかもしれません。

 さて、新型コロナウイルスの蔓延ですが、昨夏も第2波とされる感染増があり、その後一旦引いて、また冬に向けてぐんぐん増えていって第3波となったことを考えると、今の第5波よりも次の冬の第6波の方がよほど危ないかもしれません。とりあえず高齢者には大体ワクチンが行き渡って酷い状態にはなりにくくなっているようで、新規感染者数もお年寄りは減っている印象がありますが、最近の感染の伸びは30代以下の若手中心であり、この年代層の人達のワクチン接種を第6波が来るまでにどれだけ早く進められるかにかかっているように感じます。とは言え、ワクチンも一度打てばもう半永久的に効くというものではなく、その効果は1年だそうですから、この夏まででようやく完了した年寄りへのワクチン接種も、また来春以降、第7波、第8波までに改めてやらねばならなくなるんじゃないでしょうか? 治療薬が認可されて使えるようになればまた状況は変わってくるのでしょうが、こんなに世代別のワクチン接種に時間がかかっては、結局1年中常に誰かがワクチンを打ち続けられるようにならないと、このウイルス禍は克服できないと思われます。しかし、この初めてのワクチン接種は税金で賄われましたが、来年以降のワクチンは一体誰がどう負担することになるんでしょう? 個人負担になるとガクッと接種数が減りそうですし、といって毎年毎年ワクチン接種に膨大な予算をつぎ込んでいては、国の経営が成り立たないでしょうし、なぜ野党もマスコミも今ばかりでなく来年以降の見通しについて政府に問いたださないのか、なんとも不思議です。
 
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