かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

台湾が、独自開発ワクチンの接種を開始したとのこと!

2021-08-23 18:30:05 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は24.2℃、最高気温は32.5℃、五條市の最低気温は22.3℃、最高気温は31.9℃でした。今日は昨日に引き続き、曇りがちながらも日差しが戻ってきた一日でした。雲で陰りがちで数字の上ではそこまで暑くないような感じもしますが、実際には日差しが出た途端その強烈な熱にやられ、明らかに気温が高いはずの昨日より強く残暑の厳しさを感じました。しかし、これだけ曇ってこの暑熱ですから、もし雲がなければ、あっさり体温超えもあったんじゃないかと危惧いたします。今年は夏の酷暑はほぼありませんでしたが、残暑は例年以上に厳しい、というそんな年になりそうです。

 さて、世界中が新型コロナとの戦いに取り組む中、台湾では独自にワクチンを開発、本日から、率先して23日から始まり、蔡英文総統が接種を受け、その状況の映像を公開しました。このワクチンは現在最終の第3段階治験が済んでいませんが、台湾当局としては先月に2段階までを審査して安全性に重大な懸念がないと判断し、新型コロナの緊急性を加味してその使用を許可したとのことです。海外からのワクチン調達が難航する中、国産ワクチンの接種率向上を狙っています。
 このワクチンは、現在主流のmRNAを用いたものではなく、アメリカからコロナウイルス抗原を入手して開発した蛋白ワクチンだそうで、mRNAワクチンより抗体価が高いそうです。まあその分アレルギーなども出てきそうな気はしますが、緊急性を鑑みて当局が治験を繰り上げする英断を下し、それを国家元首が肯って自ら率先して接種に手を挙げるというのは、リスクを飲み込める実に羨ましいお国柄だと感じます。
 一方我が国でも国産ワクチンの開発が進められています。どうせ今のワクチンの有効期間は半年かそこらくらい。それまでにコロナが終息すれば良いですがさすがにそれは甘すぎる気もします。となるとやはり頼みの綱は国産ワクチンということになるんじゃないでしょうか。流石に台湾ほど拙速を尊ぶ事もできないかも知れませんが、我が国でも国産ワクチンの速やかな認可と接種可能な体制づくりを政府にはお願いしたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする