かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

プラスチックを食う細菌の話は10年以上前にありましたが、それから研究は進んでいるのかが気になります。

2019-06-20 20:21:07 | Weblog
 今朝の最低気温は19.2℃、最高気温は31.5℃、五條市の今朝の最低気温は16.5℃、最高気温は30.5℃でした。今日は朝から薄曇りが続き、午後になっても時折日が差すくらいで変わらない様子でしたが、午後遅くになって雲が切れ、空が晴れ上がりました。その途端一気に気温が30℃を超えるのですから、6月後半の日差しは相当に強いようです。この天気も明日まで、夕方からところにより雷を伴い激しい雨が降るそうですから、帰り道は気をつけないといけませんね。

 さて、大阪府堺市にあるペットボトルの処理工場で発見され、イデオネラ・サカイエンシスと名付けられた細菌が持つ、ペットボトルの素材ポリエチレンテレフタレートを分解し、最終的に水と炭酸ガスにしてしまうという能力が、今後世界規模のプラスチック汚染問題を解決する救世主になりうるかもしれない、という話題がネットニュースに上がっていました。まあ厚さ0.2ミリのプラスチック片を1ヶ月かけて分解するという、少々気が遠くなるようなのんびり具合ですが、保存性に優れたペットボトルを穏やかな条件で分解するのですから、それなりに意味があるのは確かでしょう。更に能力を高めるとか、能力はそのままでもできるだけでかい環境で大量繁殖させるとか、やり方は色々ありそうで研究も続けられているのだろうと思います。2種類の酵素で分解を進めるそうですから、酵素に関連する遺伝子をもっと繁殖力に優れた菌類に導入して、バイオリアクター化すれば良いのでは? とか思いましたが、そのうち何か新しい話が聞こえてくるかもしれませんね。

コメント
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