かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

食料自給率を上げなければいけない理由を、基本から議論しないといけないのではないかと思います。

2019-06-30 18:48:37 | Weblog
 今朝の最低気温は25.5℃、最高気温は29.3℃、五條市の今朝の最低気温は24.1℃、最高気温は28.2℃でした。夜の間に何度か雨が降りましたが、今日も朝のうちは曇りで時折日差しも差していました。それが変化したのが3時過ぎくらいからで、降り出した雨が徐々に強い降りに変わり、4時過ぎには豪雨と呼ぶにふさわしく、近辺では、4時前後の1時間に30ミリ以上降っていました。その大雨の雲が去った後は一時小康状態になっていますが、次の雨になりそうな雲が九州から四国に流れてきており、今夜半にはこちらでも降り出すのかもしれません。

 さて、農林水産省が、仮に食料輸入がストップしても芋を作って食べることにすれば、昭和20年代後半水準のカロリーは確保できる、というパンフレットを配布しているそうです。2020年までに、食料自給率をカロリーベースで50%に上げよう、という政策課題のためのパンフレットですが、それによると、肉は9日に1回約100g、鶏卵は週に1個、牛乳は6日にコップ一杯(牛乳瓶1本)、毎日の食事はさつまいも4本とじゃがいも1個、ご飯2杯に魚の切り身1つ、野菜がいくらか、というようなものになるのだとか。戦時中〜戦後すぐ位の食生活と思えば大体あっているんではないでしょうか。まあそんな食事が毎日続いたら多分耐えられないと思いますが、そもそも食料だけが輸入されないという事態が空想的と言わざるを得ないと思うので、あまり意味のない想定なのかもしれません。そもそも、何のために食料自給率を上げるのか、上げないといけないのかという話がほとんどありませんから、どうも話が空想的で真剣味に欠けるように見えてしまいます。国民が消費している食料の6割(カロリーベース)を輸入に頼る我が国にとって、世界の食料需給が逼迫して自由に食料を買い集めることができなくなる、ということが本当に近い将来に予測されるのなら、これは農水省だけの問題ではなく国を挙げての大問題になるでしょうし、海外から食料を買えるかどうかは我が国の国力が問われる問題であり、農水省だけでできる話でもありません。そのへんを全部無視して農水省だけで話をしようとするから余計空想的で現実感の乏しい話になってしまうのではないでしょうか? 本当にそんな危機が目の前になるのだとしたら、それは文字通り最優先で議論されるべきで、選挙でも常に1番目の政策課題でなければおかしいでしょう。結局このパンフレットも、将来本当に危機がやってきた時に、ほら自分たちはこうやって以前からちゃんと警鐘を鳴らしていましたよ、と言い訳するための活動でしか無いようにも見えてしまうのが残念です。

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