かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

キカイダーがリメイクされますが、違和感と不安感と期待とが入り混じって気分は複雑です。

2014-04-02 22:00:20 | アニメ特撮
 1972年に放送されたヒーローアクションドラマ「人造人間キカイダー」のリメイク映画が5月に公開されるそうで、その予告映像がyoutubeに上がっていました。



 幼少時に観た「キカイダー」の印象がどうしても強いためか、何となく、だけどどうしようもなく強烈な違和感を覚えます。松岡圭祐が書いた小説版も読んでみたのですが、やっぱりこれは違う感が拭えません。そもそも、今更何故キカイダーをリメイクせねばならないのか? なんて思ったりもするのですが、その一方で、この予告編を見る限り、映画そのものはそれなりに面白そうではあります。娯楽作品である以上、単純に楽しめるならそれはそれでありなんじゃないか、とも思えます。問題は、邦画の場合、予告編で感じた面白さが、本編ではそのまま時間分だけ薄められてしまう事が往々にしてあるように感じられることで、5月の公開ではせめて予告編の半分くらいの面白さを描き出してくれれば、と願わずにはいられません。

 それにしても、キカイダーをやるのなら、いずれ是非「仮面の忍者 赤影」をもう一度きちんとリメイクして「RED SHADOW 赤影」なんていうまがい物の黒歴史を払拭して欲しいですね。映像がかっこよかろうが音楽が素晴しかろうがキャストが見事だろうが、つまらないお話に仮面をつけない赤影ときてはもはやなんの価値もありませんからね。

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