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北の「勝手にしやがれ」

2005年02月25日 20時18分07秒 | 外交問題
このタイトルを見て懐かしさを覚える人は、中年あたりかそれ以上になりつつありますね(笑)。私も懐かしく思います。第二次オイルショック直前頃の沢田研二のヒット曲でした。この局でレコード大賞をとりました(ように思いますが、定かではありません)。当時小学生だった私は、沢田研二が気持ち悪く「変な格好」と思っていましたが、テレビで何度か目にしているうちに歌を覚えておりました。やはり、流行していたんでしょうね。


現代の「勝手にしやがれ」は、何と北朝鮮からの回答。勿論、このままのフレーズではありませんが、心情的には大して違いがないでしょう。彼らも遂にここまで来てしまいました。後は、「もうどうにでもしてくれ、なるようになれ」というような、投げやりな感じか自暴自棄といったところでしょうか。

囲碁でもたまにありますね。大石(勝敗に直結するような、自軍の大部隊みたいなものです)の死活が完全に見えていない時に、安全を図るため、そこに一手かけていたら負けが決ってしまうような状況で、敢えて他へ打ってしまう。そして、「さあどうぞ、殺して下され」という風に相手に手を渡すのである。このような場合、本当に討ち取られて大石が死ぬこともあるし、相手が間違えて殺し損ねることもあるし、相手の手を見ているうちに”しのぎ”(生きる手段のこと)が発見できる場合もある。これと似ているような気がするのである。

北朝鮮にしてみれば、日本に協力して真実を明らかにするのも、ウソをついて頑張り続けるのも、どちらも辛い選択であることには変わりがないのだから。

そして、もう一つ国連の話題。asahi.com(2/25)より。以下に記載します。



国連のアナン事務総長は24日、国連本部で額賀福志郎・前自民党政務調査会長、前原誠司・民主党衆院議員と会談し、安保理拡大などの国連改革で加盟国の意見がまとまらない場合には、多数決で決着をはかるとの考えを初めて示した。 国連改革議論の進め方については、イタリアやパキスタンが全会一致方式を強く要望。これに対して、日本やドイツ、インドなどは一致して「全会一致を求めることは、何も決めず、何の行動もしないことの言い訳になりかねない」と多数決による決着を求めている。

アナン氏は会談で、国連改革案の報告書を自ら3月にまとめることに触れ、「これを加盟各国が支持してくれることを望むが、無期限の議論はあり得ない。ある時点で表決するという姿勢も大切だ」と発言。今年中に改革を実現させるため、多数決による決着を支持したという。 また、アフリカ連合(AU)が、日本などが強く求めている「常任議席6増案」に近い安保理拡大の統一見解をまとめたことについて、アナン氏はAUが求めている拒否権の付与は難しい、との考えを示した。 額賀、前原両氏は超党派の安全保障に関する議員連盟の代表として訪米した。同日、国連本部内で中国の王光亜国連大使とも会談し、日本の安保理常任理事国入りへの理解を訴えた。




中国国連大使と会談し、理解を求めねばならないところが、ツライところ。今考えられる最大の障壁は、拒否権を保有する中国が首を横に振り続けること。そこで、呉越同舟よろしく探りを入れておいたのだろうが(まさか、素知らぬ顔で素通りもできまい)、王国連大使どんな反応だったのやら。例えばこんなのかな?
「ええ、知っておりますよ。十分検討した上で判断することになるでしょう。わが国はドイツ支持を決めておりますから、そちらの兼ね合いもあるので・・・。両国の協力関係や、日本の対応などを見て慎重に判断したい。先の日米共同声明に出されていた内容についてもね。」

このぐらいのイヤミは言われただろうな、きっと。


ところで、今回の2人は、どのような理由でコンビだったのかな?ちょっと気になります。うまくいったんでしょうか、2人は。本当は仲がいいの?




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
国連の話で (仔鹿)
2005-02-26 11:36:44
マーケットの馬車馬さんが興味深い話をされてます。



http://workhorse.cocolog-nifty.com/blog/2005/01/post_2.html
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Unknown (まさくに)
2005-02-26 12:36:38
情報有難うございます。読んでみたいと思います。
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