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日教組のせい?それとも…

2008年10月21日 15時33分59秒 | 教育問題
そんなことがあったとは露知らず、というのがこれだ。

【正論】初代内閣安全保障室長・佐々淳行 日教組よ、まず「自己批判」せよ - MSN産経ニュース


私は闘争の歴史とか、そういうのはなんにも知らないけれども、思った以上に過激というか、本格的武力闘争みたいなものだったのね。

これって、主導していたのは「戦前生まれ」の人たちだったのではないかと思うんですけど、どうなんでしょうか。指導者層は普通に明治か大正生まれとかだったんでは?大正元年生まれでも、昭和30年代中頃だと50歳くらいですよね。比較的若手の30代でも、大正末期~昭和初期生まれくらいでは。つまり、日教組の闘争の歴史を作ってきたのは、こうした「戦前教育」を受けた過激分子みたいな方々が圧倒的に多かったのではないでしょうか?

それにしても、警察官や自衛官の子だからといって、差別的扱いだの罰を受けさせられるだのというのは、今では考えられないね。昔はそういう酷い教師もいた、ということかな、と。イデオロギー体質というか、何かに染まる気質というのは、結構怖いかも。

あれだ、悪しき平等・全体主義的な「みんなやってるんだから、お前もやれ」っぽいこととか、「これが絶対正しいんだ」「こうしなければならないんだ」みたいなやたらと教条主義っぽい感じとか、昔の「朝日的なるもの」(笑)を見る思いがします。戦争に突入してゆく人々とか、日比谷焼き打ち事件のような大衆の激しさとか、とても似てる感じがする。

結局、革命主義的な思想傾向とか、テロリズム支持の左派的な方々とか、そういう人たちは、昔の一般大衆に多かったんではないでしょうか。だからこそ、「力技」を用いるわけで。警官を人質に取るだの、警察幹部を集団で逮捕監禁しようとするだの、現代では考えられませんね。「武闘派」なるグループ分けの呼称は、今では「ヤクザ屋さん」にしか用いられませんしね(笑)。



一方、文教族のドン、森元総理が日教組批判をしているんですけれども、どうも「戦後教育が悪い」というふうに言っておるようなのです。

森元首相:日教組批判 「親や子を殺す世の中、戦後教育の過ちだ」 - 毎日jp毎日新聞

この記事によれば、

『日本教職員組合について「親や子供を殺すようなことが珍しくもない世の中になったのはなぜか。やはり戦後の日教組教育の大きな過ちだ。それが民主党の支持団体じゃないか」と批判した。』

ということらしいです。


ですが、佐々氏の記事からすると、その日教組を率いていたのは「戦前教育」を受けた人たちであり、森さんと同じような時代に生きてきた人たちだったんですよ、多分(笑)。そういう方々の行いが、戦後世代にも引き継がれていっただけではないかと。

それから、出尽くした話ではないかと思いますけれども、親殺し、子殺しというのは昔からあったわけで、戦後に悪化したという事実はなく、むしろ現代の若者の方が犯罪率は低下してきているでしょう。私も以前には、犯罪不安みたいなものが拡大してきたんじゃないかと思っていましたが、事実を知るというのは大事みたいですよ。

ご参考にどうぞ
Amazoncojp: 戦前の少年犯罪 管賀 江留郎 本

驚愕の事実に青ざめて下さいませ。
戦前の犯罪がいかに酷いものであったか、よく理解できることでしょう。これが日教組のせいかどうかは知りませんけれどもね(笑)。


親殺しの有名どころだと、たとえば斎藤道三が斎藤義龍に討たれたりとか(実父ではなかった説もあるが)。昔の人たちも、それなりに殺してきたんですよ。現代人は昔に比べると、随分と「よくなった」と思えるのですけれど。


まあ、いずれにせよ、「昔は酷かった」ということで。
特に、『戦前』が。

残念でしたね>森元総理




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