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予想通りの結果~小沢幹事長の「起訴相当」

2010年04月27日 16時09分23秒 | 政治って?
これは、米国側が小沢の訪米を求めない、とした時点で、ほぼ想像された結果であった。米政権内では、中々良い読みをしているようだ(笑)。


鳩山総理の場合に比べて、かなり不透明感はあったし、その後の小沢の説明などについても矛盾点が指摘されていたので、所謂「市民感情」としては疑惑の目を向けるのは当然ということなのだろう。マスコミの大キャンペーンが奏功した、ということさ。


オバマ政権としては、間違っても「被告人」と大統領とのツーショット写真なんかを撮らせるわけにはいかない、ということはあるので、状況分析をしっかりやってきていたということであろう。


さて、小沢追及のトーンが落ちていたマスコミにとっては、再びチャンス到来ということになり、鬼の首を獲ったが如くに追及モードとなるであろう。このまま行けば、恐らく、小沢幹事長辞任は不可避となり、検察審査会の再議決―勿論「起訴相当」ということ―で強制起訴へと突き進むことになるだろう。

民主党政権が、そうした事態を迎えても瓦解せずに持ちこたえられるかは、不明である。少なくとも、小沢の後ろ盾を失った鳩山政権は総辞職となってしまう可能性は高まるであろう。

こうなると、何も慌てて手を打ったりせずとも、放っておいても自ら躓いて倒れてしまう、小沢潰しに奔走せずとも自然と潰れていってくれる、ということになるわけで、「無理することはない」という余裕さえ出るのは当然なのである。手を下す必要もなければ、追い込む必要もなくなる、ということさ(笑)。


参考:

4/6>在沖海兵隊は日本に必要か?

4/20>Obama\\\'s 10 Days ~鳩山政権の逸機

この中で、次のように書いた。
『万が一、カムバックチャンスがあるとすれば、何も決められないまま惰性で参院選に突入して、偶然にも民主党が過半数と取るとか大敗を回避して踏みとどまり、鳩山政権が維持されるという場合だけであろう。現状では、その望みはかなり薄い。選挙前に退陣であろうと、選挙後に敗北を喫して退陣であろうと、どちらにしても大して変わりがない。交渉テーブルの向こう側に座っている人物は、鳩山であるとは思っていない、ということである。それが、米国側の見方ではないか。

故に、鳩山との直接の会談には応じない、小沢の訪米は求めない、というのが当然の反応であろう、ということである。』


ここで出直しできるか、脱皮ができるか、ということが、今後の日本政治を左右するであろう。




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