いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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平成19年を迎えて

2007年01月01日 18時04分24秒 | 経済関連
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。

ちょっと、ビールを飲み過ぎでございます(笑)。


年頭で、天皇陛下のお言葉を拝見いたしまして、そのお心の温かさ、有り難さを感じました。心の奥底に響いて参りました。
我が家で百人一首をしていて、時代を超えてシンクロするものを感じました。

天皇陛下のお言葉は次のようなものでございました。

平成19年の新年に当たり天皇陛下のご感想


 昨年も,大雪や豪雨,台風,竜巻などの自然災害で,150人もの人命が失われたことは痛ましいことでした。新潟県や福岡県では,地震災害のため,この冬も仮設住宅で暮らしている人々のことが心にかかっています。

 また,台風による潮風害などで稲作などに大きな被害を受けた地域もあり,農家の人々の心痛が察せられます。 新しい年の始めに当たり,我が国と世界の人々の幸せを祈り,皆が,互いに信頼し合って暮らせる社会を目指し,力を合わせていくよう,心から願っています。




このように国民の生活について、隅々までお心配りをされておられる天皇陛下のお優しさに触れ、感じ入りました。


百人一首にもあります、持統天皇の御製歌が思い起こされました。

春過而 夏来良之 白妙能 衣乾有 天之香山

春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山


きっと専門的な解釈などでは諸説あるのでしょうけれども、持統天皇が当時の民衆の生活の様子をつぶさに御覧になっておられ、その毎年行われている営みで季節の到来を感じておられるというお気持ちが伝わってまいります。今年の天皇陛下のお言葉の中に、等しく国民のことを案じ、生活の様子を御覧になられていることがよく判りました。国民が感じている痛みや不安を、同じく感じ取っておられるからこそ、「互いに信頼し合って暮らせる社会を目指し、力を合わせていく」ことを求めておられるのです。


自分には大したことはできないが、身近な部分からでも小さい力となれるように頑張りたい。