訃報ばかりで記事を書くのもどうかと思いつつ。ディック・フランシスは訳本で読んだ方が多く、原書に手を出したのは数冊にとどまります。馬の話はさておき、パイロットの経歴から飛行機がしばしば登場するのが楽しみでした。
上に乗っているDVDは"ユダの山羊"ですが、小説とは別物でした。そもそも探偵がLondonに飛んでいかないのですから話になりません。
上に乗っているDVDは"ユダの山羊"ですが、小説とは別物でした。そもそも探偵がLondonに飛んでいかないのですから話になりません。
このところ連日忙しくて、情報に追従する速度が低下しています。"Spenser has gone to London -- and not to see the Queen."と説明されるJudas goatが一番の傑作だと思っていますが、肝心の本を見つけだせませんでした。Bostonを離れているからこそ面白いのだと感じます。
新聞記事だけでは格好がつかないので、手当たり次第に出てきた本を載せました。この作品は好みではありませんから、念のため。
Judas goatは、B-17とB-24のEurope爆撃でも出てくる表現です。
新聞記事だけでは格好がつかないので、手当たり次第に出てきた本を載せました。この作品は好みではありませんから、念のため。
Judas goatは、B-17とB-24のEurope爆撃でも出てくる表現です。
上が読み終えた方、下が続編で、数日前に読み始めたところです。
この一つ前の作品は裁判所の描写が長くて退屈してしまい、読み終えるのに時間が掛かりました。The last coyote(ささきまきの"やっぱりおおかみ"を連想するタイトルです)は東海岸の西海岸に主人公が飛んでいったりして、動きが大きく、内容の重さを気にしつつもすんなり読み終えました。
equippedをこんな風に使うのかという発見がありました。
この一つ前の作品は裁判所の描写が長くて退屈してしまい、読み終えるのに時間が掛かりました。The last coyote(ささきまきの"やっぱりおおかみ"を連想するタイトルです)は東海岸の西海岸に主人公が飛んでいったりして、動きが大きく、内容の重さを気にしつつもすんなり読み終えました。
equippedをこんな風に使うのかという発見がありました。
どちらも比較的最近の出版物です。DeMilleの"The General's Daughter"を半ばまで読み進んだところで、最初よりもかなりペースが上がってきました。ほどなく、日本語の本に読み進めるかも知れません。上の方は、まだまだ時間に余裕があるので、拾い読みで十分です。
強風で徐行している電車の中で、読み終えました。ドキドキわくわくというところ。Nelson DeMilleのゆっくりした文調とは大違いの緊張感の漂うもので、最初はかなり戸惑いました。100 pageを超えたあたりから調子が出てきて、後は一挙に。
作品のつながりを無視してBoold workに移るよりも、Gold Coastを先に読もうかと思案中です。Blood workは昔翻訳を読んだことがあるし。
強風と言えば、DC-10やMD-11はあおむけになる事故が他の機種より多い気がします。最初から事故の多い機体ですが。
作品のつながりを無視してBoold workに移るよりも、Gold Coastを先に読もうかと思案中です。Blood workは昔翻訳を読んだことがあるし。
強風と言えば、DC-10やMD-11はあおむけになる事故が他の機種より多い気がします。最初から事故の多い機体ですが。
10日ほどで読み終えました。この作品を4冊の最後に持ってきたのは正解だった気がします。十分に楽しみました。
少し趣向を変えて、Michael Connellyに手をつけることにしました。Boschのご縁でもあり。
少し趣向を変えて、Michael Connellyに手をつけることにしました。Boschのご縁でもあり。
昼間、20億個のトランジスタを集積したCPUの話を聞いていて、帰宅後は三極管一段の回路シミュレータの本を読むという絶妙の組合せです。"真空管回路の基礎のキソ"という本ですが、これは買わない方がいい本だとわかりました。
利得計算が理論値とsimulationで合わないのは動作点の違いという暴論を展開しています。実際のところは、bypassしていないcathode抵抗によって電流帰還がかかり、その分利得が下がっているだけ。次の章では、bypassした回路をsimulationし、今度は理論値に合うと書いています。ここで気づかないと言うことは、基礎がわかっていないに違いありません。
下に置いたDeMilleの本は、昨日読み終えたもの。皮肉屋の主人公が大活躍して終わりました。
気に入ったのは、こんなくだり:
"A century ago, people occasionally came to crossroads in their lives
and had to choose a direction. Today, we live inside of microchips with
a million paths opening and closeing every nanosecond. What's worse,
someone else is pushing the buttons."
そりゃそうだ、20億個もあったら...。
今朝から続編に取りかかっています。三作目→四→一→二作目という不思議な順番になってしまいました。
利得計算が理論値とsimulationで合わないのは動作点の違いという暴論を展開しています。実際のところは、bypassしていないcathode抵抗によって電流帰還がかかり、その分利得が下がっているだけ。次の章では、bypassした回路をsimulationし、今度は理論値に合うと書いています。ここで気づかないと言うことは、基礎がわかっていないに違いありません。
下に置いたDeMilleの本は、昨日読み終えたもの。皮肉屋の主人公が大活躍して終わりました。
気に入ったのは、こんなくだり:
"A century ago, people occasionally came to crossroads in their lives
and had to choose a direction. Today, we live inside of microchips with
a million paths opening and closeing every nanosecond. What's worse,
someone else is pushing the buttons."
そりゃそうだ、20億個もあったら...。
今朝から続編に取りかかっています。三作目→四→一→二作目という不思議な順番になってしまいました。
私の第二外国語は古典落語です。なかでも、小学校の頃、祖父と二人で電蓄の前に座って聴いた三代目金馬が懐かしくてたまりません。夕方、出かけたついでに本屋に寄って、思いがけない発見をしました。河出文庫です。今年はいい年になるかも知れません。
国際線の貧民席で長旅をするときは、iPodで落語というのが一番健全な時間の使い方と思っています。ただ、金馬の噺は面白すぎて吹き出してしまい、近隣の不信感を募る嫌いがあって要注意です。そんなときは、馬生が適切な選択肢です。
国際線の貧民席で長旅をするときは、iPodで落語というのが一番健全な時間の使い方と思っています。ただ、金馬の噺は面白すぎて吹き出してしまい、近隣の不信感を募る嫌いがあって要注意です。そんなときは、馬生が適切な選択肢です。