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M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

現代的だわね

2012年01月14日 23時37分59秒 | Books
 高田渡風のタイトルですが、Steve Jobsを読み終えてからのkindleはStirredになっています。
主人公の探偵が使っているのはiPohone、犯人が次の犯行予告に主人公に届けるのはkindleと、大変に現代的な道具立てです。
 80%引きにつられて買いましたが、このシリーズの最後の作品だったようで、さかのぼって読むかどうかは、読み終えてから決めようと思っています。何しろ、主人公の名前はJack Danielsと言うのです。

ホモ・ファーベル

2011年10月10日 14時57分18秒 | Books
 待望の復刻本を手に入れました。著者がなったかも知れない別の職業として、大工や極地探検家などが並んでいます。

 私はそれほど間口が広くなかったので、電気屋以外に考えた仕事は英語の先生くらいなもの。進路を決める課程で、英語だとnativeを超えることはできないに違いないと悟り、世界一あるいは世界初の仕事ができるかも知れない可能性に期待して電気屋になりました。振り返ってみると少なくとも二度はそんな経験ができたので、間違いではなかったと思います。皮肉なことにそれらの仕事で英語を道具として使っていて、芸が身を助けるほどの不幸せでもあったのですが。

 梅棹さんの本には”フロンティーア・インテリゲンチャは、なによりもホモ・ファーベルでなければならないのである。"と書かれています。工作人が必ずしもフロンティーア・インテリゲンチャにはなれるものではなく、凡人は凡人であるわけです。

浅野 勇さんのロクタル管アンプ

2011年08月21日 15時27分39秒 | Books
 田舎から戻ってきました。たまたま田舎の本棚から1994年のMJ誌を発掘。「魅惑の真空管アンプ」のカラー写真と比べても、これが一番きれいです。と言うことで、しつこいですが改めて居酒屋ガレージさんにtrack-back。

 私が組んだアンプは下記に載せてあります。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~cpu_bach/The_way_we_were.html

見事にはずれ

2011年07月24日 22時47分04秒 | Books
読んでみようかと思う記事があったため、中央公論を買ってきました。巻頭論文のくだらなさには声も出ません。「知的生産の技術」をこれまで読んでなかったと平気で言う著者はいったい何もの?

 比較するのもおかしいですが、多田智満子さんの訳文はきれいです。彼女の詩集を学生時代に愛読していました。
 結局は、当時の仲間が言ったとおり"あなたにわかって欲しいのではありません、わかるあなたが欲しいのです(大崎梢)"ということのようです。