ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

SSD-PC オディオを楽しむ No.1

2012年05月03日 | お楽しみ
その1:スーパーオーディオ並

内容:1.はじめに、2.システム構成など、3.音質について

1.はじめに
昨年9月に書籍「麻倉式PCオーディオ」(*1)を購読し始めてから仕事の合間を縫ってPCから流れるオーディオの音質改善に様々な角度から取り組んできました。かれこれ半年経って満足すべきレベルに達したので取り組みの経緯をまとめておこうと思います。何よりも到達の満足度は想定をはるかに超えた大化け状態にあり、スーパーオーディオも斯くや思う程です。

2.システム構成など
今回の検討結果に至った内容は次回以降おいおい紹介するとして、現在の成果であるシステムやソフトなどの現状を整理しておきます。

2.1 PCはエプソン製MR6000、OSはWindows Vista(32bit) SP2、CPUはIntel Core2 Quad Q9400 2.67 GHz, メモリは4.0GB。 業務用のデスクトップPCでしたが、使い込んで不調になったためマザーボードを交換して初期化後、MS Officeなしで、オディーオ関連ソフトのみをインストールしたオーディオ専用機です

2.2 オーディオファイルの格納は、D-ドライブの内蔵SSD「BUFFALO 内蔵SSD 512GB SSD-N512S/MC400」(シーケンシャルリード 400MB/s超 6Gbps対応 SATA用)へ。
http://buffalo.jp/product/ssd/internal/ssd-ns/

2.3 USB-DACは「Lindemann USB-DAC 24/192X」(ファームウエアー:v1.43.0)
http://www.lindemann-audio.de/en/products/usb-audio/products/usb-dac-24192/product-features/

2.4 PCとUSB-DAC間の接続は「アコースティックリバイブ製USBケーブル タイプ USB-1.0PL」
http://www.acoustic-revive.com/japanese/pcaudio/

2.5 スピーカーは日本電産ピジョン製パワードスピーカー「Orphean WB-28」
http://www.g-mark.org/award/detail.php?id=33207&sheet=outline

2.6 USB-DAC とスピーカー間の接続用PRO CABLEには「BELDEN ベルデン 8412」 http://www.procable.jp/products/Belden8412.html

2.7 PC、スピーカー及びUSB-DACなど全ての電源はレギュレーター「Voltampere社製 GPC-TQ」から確保。 http://www.voltampere.jp/gpctq.html

2.8 オーディオリッピングソフト:Exact Audio Copy V1.0 beta 2(Wave Fileとしてリッピングし、SSDへ格納)

2.9 再生ソフト「Sound Player Lilith for Unicode OSs 1.0 Pre-beta 3」をSSD-Driveにインストール

3 音質について

3.1 想定を超えるハイレベルの音質が再生可能になった理由は主に次の2点にあると思います。
 ①ハードウエアーとして潜在能力の高いLinndemann DACと優秀な電源レギュレータを採用したこと
 ②オーディオファイルと再生ソフトをSSDに一緒に格納し、回転系の排除と振動抑制に努めたこと

3.2 S/Nが高く音の透明感が高く、分離も良好で一切のノイズやベールを取り去ったようだ。圧倒的に情報量が多く各楽器の分離・定位感が明瞭で、奥行き、立体感、空気感も豊か。高音域で弱音でのヴァイオリンの透き通るような美しさ。ヴォーカルの質感は筋肉質で歌手のかすかな呼吸音もうれしい。重量感のある低音。音の立ち上がりが早く、リズム感がある。192/24のハイレゾ音源も力強さを取り戻し、まさに目の前で演奏しているようだ。
敢えて例えれば、映画「アバター」を3DのIMAXで初めて見た時の立体感と圧倒的な音質の感動に近いかもしれない。

上記以外の様々なノウハウやに検討過程ついては以後折を見てご紹介したいと思います。

*1 アスキー新書「高音質保障! 麻倉式PCオーディオ」 麻倉怜士著

最新の画像もっと見る

コメントを投稿