加入しているJEMAS(日本環境管理監査人協会)が午後から市谷で開催したシンポに参加した。内容は、東大・生産技術研究所の山本良一教授と早大の北川正恭教授が共同提案し、東京海上日動火災保険(株)が3000万円の支援金を提供し、2005年4月から実施された「サステナビリティの科学的基礎についての調査」プロジェクトの調査結果概要の紹介である。
基調講演は、山本良一教授が担当し、他にプロジェクトに参加した2名による講演があった。なお、このプロジェクトのフルレポートとサマリーレポートがインターネット上(http://www.sos2006.jp/)で公開されている。
ポイントは、人間活動が原因の地球温暖化が起こっていること、地球温暖化は気候激変或いは気候崩壊を招くことは科学的根拠に基づいて確実である。
気温上昇と環境影響予測の結果、平均気温が更に2℃上昇すると(2026年~2060年と予測)「Point of No Return」を迎えることになると予測している。従って、気候リスクを回避するための気候ターゲットである2℃以下に気温上昇を如何に抑制するかが課題になる。
レポートでは、気候システム、エネルギー、資源と廃棄物、食料と水、生物多様性の五つの側面で調査しており、内容の重要性と重大性からなるべく多くの人がサマリーレポートだけでも目を通しておく必要があると思う。
明日は早起きで高山へ。
基調講演は、山本良一教授が担当し、他にプロジェクトに参加した2名による講演があった。なお、このプロジェクトのフルレポートとサマリーレポートがインターネット上(http://www.sos2006.jp/)で公開されている。
ポイントは、人間活動が原因の地球温暖化が起こっていること、地球温暖化は気候激変或いは気候崩壊を招くことは科学的根拠に基づいて確実である。
気温上昇と環境影響予測の結果、平均気温が更に2℃上昇すると(2026年~2060年と予測)「Point of No Return」を迎えることになると予測している。従って、気候リスクを回避するための気候ターゲットである2℃以下に気温上昇を如何に抑制するかが課題になる。
レポートでは、気候システム、エネルギー、資源と廃棄物、食料と水、生物多様性の五つの側面で調査しており、内容の重要性と重大性からなるべく多くの人がサマリーレポートだけでも目を通しておく必要があると思う。
明日は早起きで高山へ。