自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

三軒茶屋「三茶de大道芸」 → 和食「島田洋服店」

2016年10月16日 | 店主の休日飲み歩き
爽やかな秋到来♪ 10月15,16日の週末は、日本全国いろんな町でイベントが行われていたことだろう。 近所の図書館で見つけたパンフレット、三軒茶屋で大道芸のイベントがあるらしい。 プー生活中の私には、お金はないけど、時間があ〜る。 行ってみよう♪

私の家からは、バスに乗り、三軒茶屋までは、15分。 歩くと?1時間。
小さな街だけれと、庶民的であり、古くから住む年配層もいれば、新しく入居してきた若い人もたくさんいる。お惣菜や八百屋がならぶ下町的な商店街もあるし、セイユー、しまむらなんかもあり、生活しやすそうな街。個人でやっている小さな店がたくさんあって、入ってみたくなる飲食店だらけだ。

10月15日(土曜日)、久しぶりの雲一つない晴天。 しかも、風もなく、乾いた空気が気持ちいい。 こんな日は、一年に何回あることだろう。
三軒茶屋で行われる大道芸のイベント、今年でちょうど20回目だそう。 二日間、国内外から40組以上のパフォーマーが終結し、街のあちこち約10か所の会場で、見学することができる。

プログラム片手に、最初に向かったのは、
「ココナッツ山本」という、お笑い系のパフォーマー

見学している人にも参加してもらって、命がけ?のパフォーマンス

次は、みんなが知っている「中国雑技芸術団」
ここは、凄い人だ。 30分前からみなさん座って待っている。 ここで合流したSさんともここで席を確保する。 待つ間、シシカバブと琥珀エビス♪
昼ビーたまらんね〜。 そうそう、とうとう、私、お酒が解禁になりました〜\(^o^)/

さすが、世界に誇る中国雑技団・・・。 少数ながらも迫力あり。 椅子は、どんどん高くなっていって、その上で逆立ち〜。 この方、おフランスで開かれた大会で、優勝されたらしいです。
中国なまりたっぷりの司会者、なかなかのやり手です。 何気な〜く、折々に投げ銭宜しくね攻撃〜(^▽^;)
この方々、日本在住なんですって。 中国雑技団・東京支店?的な・・・・きっと日本全国巡業されるのでしょうね。そうそう、正月元旦の日テレには、毎年ご出演されているそうです。

ぷらぷら街をそぞろ歩くと、いろんなパフォーマーがプログラムとは別枠で、演技をしていたりする。 彼らにとっては、晴れの舞台だね。

この方は、和風のマジック。 緩やかな音楽を流しながら、少し艶やか・・・。 最前列で、おやじがデカいカメラで撮影してた(◎_◎;)

そして、日が暮れてくるころ、銀座でママりんとランチをしていたというKちゃんも合流。
駅に迎えに行っている間に、Sさんが見つけたお店。

一軒家で、なかなか雰囲気が素敵。 和食のお店らしいけど、、、、お店の名前は、{島田洋服店」
そんなチグハグな感じが大好きな私の興味を引く。


ちょうどひと月前に開店されたばかりとのこと。 入口には、たくさんの蘭の鉢が。
コースのみなので、ちょっと迷ったけど、えいっ、これもご縁だ。 入ってみよう。

小さめのグラスで、ビール500円

お吸い物
優しい出汁、和食は、繊細だね〜

目の前のご主人が、ファイヤー〜とあぶっているのは、サバ
お刺身の盛り合わせに入っていました。


利き酒師であるご主人の日本酒セレクトは、なかなか面白い。 新潟もあるけど、和歌山や鳥取、大分、埼玉・・・と、マイナーなところをついている。
私が頼んだのは、鳥取の「こなき」 小さめのグラス(約90ml)で500円

あ〜、鳥取と言えば、ゲゲゲの鬼太郎、こなき爺というわけね。

コースがゆっくりと出てくる。

この小さな柿の形をしたものは、かぼちゃ。 鮎も鴨も美味しかったな〜。

揚げ物

銀なんや栗、お〜、これは、もしかして・・・・松茸さまではございませぬか\(^o^)/

炊き立てのご飯

漆のお椀は、奥様が漆教室で塗られたものとか・・・
で、カウンターのお隣のご夫婦が、その先生でした。 御徒町で漆やさんを営まれているという、お話好きな方でした。
味噌汁お飲み終わると、そこに、お二人からメッセージが・・・
「ありがとう」のかわいい文字

最後に水菓子をいただくころには、お腹いっぱい〜。


まだ、開店したばかりということで、お知り合いの方が入口近くのテーブルにもいらっしゃって、飛び込みで入ってきたのは、私たちだけ。
でも、とってもにこやかに奥様、ご主人接して下さいました。

「何で、島田洋服店?」なのかというと、3年前までは、テイラー、洋服の仕立てを80年されていた店だったそうです。 ご隠退されたお父様の意思をついで、同じ、ものをつくる、店を再開したそうです。 おしゃれな外観から、その仕立て屋さんが、ハイカラで素敵なお店だったことがうかがえます。
何より、店の入り口右にある、テイラ-時代からあったモザイクの壁絵、立派です。 ここはローマ時代か〜?ルシウスよ?

お祭りの神輿担ぎで知り合ったという"神様に結びつけていただいた"お二人は、こんなに素敵な笑顔でした。





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