オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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ドミンゲスがドカン

2018-05-12 01:04:24 | 千葉ロッテ

坊主頭のドミンゲスが12打席目にしてようやくの初ヒット、それが値千金の来日初アーチとなりました。
初回の一死一二塁のチャンスを走塁ミスで潰し、その裏に欠場も噂をされた秋山と浅村の二人にやられての2失点とさっそくに負けフラグが立ちかけたところでの逆転弾です。
腕が伸びてバットを振りやすいコースでしたが巻き込むようなスイングから放たれた打球は弾丸ライナーとなってあっという間にレフトスタンドに突き刺さり、この一発を見ればさすがにメジャーで二桁アーチの実績があるだけの打者かなと、なかなかあれだけの打球は日本人で見ることはできません。
ただこれでバラ色なプレーが始まるかと言えばそれはまた別の話で、そもそもが二軍でも未勝利の投手からのそれですし、二打席目以降を見ればYouTubeの映像を裏付けるかのような筋金入りのプルヒッターのようですからなかなか打率は上がってこないのではないかと、今のところは外のボールを追いかけるような素振りが無いのが救いでしょう。
八番打者であれば一発の怖さを秘めた宝くじは許せる存在ですがそれがDH、助っ人たる外国人選手ともなればこれまた別の話で、この位置で足踏みを続けるようであれば平沢らにチャンスを与える方が三年後を視野に入れれば正しい選択だと思うのですが、この一発でもう暫くはドミンゲスの出番は続きそうです。
そんなドミンゲスが火を付けた打線は今季初出場の角中はノーヒットながらも大量得点に繋ぐ犠牲フライ、その角中に四番の座を奪われた井上が左に右に意地を見せる3安打4打点などで13安打12得点は5月半ばにして今季初の二桁得点、終わってみれば「明日にとっておけよ」と言いたくなるような得点差でしたが5点リードの六回にバントをさせた井口監督にその余裕は無いのでしょう、8得点をはね返した西武打線ですのでそれも分からないでもありません。
それでも加藤、大嶺翔に出番が無いままに鈴木の五打席目にはげんなりしましたし、雨で流れたりして登板間隔が空いている投手がいましたので無理に完投をさせる必要はなかったにせよ8点リードでマウンドに小林コーチ、選手が集まってしまった涌井がもう一つピリッとしなかったのが残念、投げ合う相手が菊池でなかったことに感謝です。
もちろん7回5安打3失点ですので先発としては充分にその責任を果たしてくれましたがエースとしての期待が高いだけに、一本目はやや高めながらも打った浅村が上手かったものの二本目は失投、ヒットは打たれませんでしたが粘られて苦労をした炭谷など苦手な選手が苦手なままなのが不満、不安な涌井に敢えて苦言を呈しておきます。
そんなカードの頭を白星で飾った今日ですが明日はボルシンガー、そして今日に二軍で投げた渡邉はプロ初先発が流れて明後日はオルモスが濃厚、この新外国人投手二人で勝ち越しをもぎ取れるのか、井口監督に「全くダメ」と言われたドミンゲスに続いて「次がダメならもう難しい」と言われたオルモスがきらめけるのか、まずは明日のボルシンガーです。



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◆5月11日(金) 西武−千葉ロッテ7回戦(西武4勝3敗、18時、メットライフ、16,419人)
▽勝 涌井 7試合3勝3敗
▽敗 佐野 1試合1敗
▽本塁打 浅村8号(涌井)、9号(涌井)、ドミンゲス1号(佐野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、シェッパーズ、内—田村
西武 佐野、伊藤、小石、松本、野田—炭谷、岡田

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