人気先行だったオルモス様が肝心の野球の実力が伴わずに幕張の海に沈んだのとは対照的に、ここにきてボルシンガーがエース級の活躍を見せています。
交通事故な一発を除けば柳田と、あとは福田ぐらいしか調子の上がらないソフトバンク打線が相手ながらも7回4安打零封は見事、防御率も1点台まで上げてきました。
おそらくはツーシームであろうストレートは140キロ前後ながらも尻上がりに数字が上がってきたのにも驚きましたし、抜けたボールもままありましたがそれがアクセントになるぐらいにコントロールがまとまって低めにきていたのが好投の理由でしょう、つい半月前に比べれば別人レベルになりつつあります。
ナックルカーブが冴えまくって緩急を付けられたのも大きく、スライダーに何球かのカーブと本人いわく同じ球種を続けなかったのも目先を惑わすのに役立ちました。
打線の援護があれば翻弄できても接戦に耐えるだけの力は無い、と見ていましたがどうしてどうして、四回まで1点リードを耐えましたので素直にシャッポを脱ぐしかありません。
初回に何のこともない場面で小林コーチがマウンドに行ったり、田村がちらちらベンチを見ながら語りかけたり、またボルシンガーも足元を気にしながらベンチに何かをアピールするかのような素振りをしたりとその理由が気になりますが、田村がしきりにコミュニケーションを取ろうとしているのに応えていますしレフト線への打球をシングルヒットに抑えた清田に手を振ったりとあまり心配をする必要もないのか、ただ短気な雰囲気は漂わせてはいますので手綱の握り方は難しそうではあります。
これでチームの勝ち頭となる4勝目、石垣島では写真撮影に頼まずとも肩を組んでくれるなどファンサービスは徹底をしているだけに「ボル様」と崇め奉るファンが増えてきそうで、当然に球団も便乗してグッズを作りまくるでしょう、そのグッズができたときには、なんてことにならないよう末永い活躍を期待したいです。
打線は前日と同じくあと一押しで潰せそうなところまでバンデンハークを攻め立てながらも攻めきれずイヤな雰囲気のところで、井上の一発が効果てきめんでした。
これで相手にいきつつあった主導権を取り戻し、そして一振りで空気を変えるだけの長打の威力、魅力を痛感させられましたので皮肉な話ではあります。
さらには続くチャンスで荻野が二死からのセーフティ、これには虚を衝かれましたがそれは守っていた野手も同じと言いますか衝撃度はスタンドが受けた比ではなかったと思われ、正直なところ失敗をすればかなり叩かれたであろうギャンブルとも言えるその判断にどれだけの確信があったのか、確度が高かったのであればまた荻野は上がってくるでしょう。
こうなってしまえば「明日に取っておけよ」の14安打8得点、もっとも負け試合に投げさせる投手をベンチに入れているソフトバンクと総動員体制のロッテの差も見せつけられたわけで、野手の控え組の扱いもそう、昨日の二軍戦のグッとこないオーダーと併せて喜んでばかりもいられません。
とにもかくにも明日が大事、とは井口監督ですがそこに土肥とはいかに、その土肥のピッチングはもちろんですが以前ほどではないにせよカーブ王子を攻略できるかどうかで打線の真価が問われますので、そのカーブを封印させるだけの足攻を見せてもらいたく、甲斐を地獄の底まで叩き落としましょう。
ちなみに観衆は2万8千超えの発表にはチケットの売れ行きは承知をしていませんが三塁側を中心に二階席にかなりの空席が目立っていたので実数はとてもそこまではいっていないはず、そろそろ配布ユニのコストがチケットに乗っていてお得でも何でもないことをファンが気づきつつあるのではないかと、この路線は限界に近づきつつあります。
あと二回のスクイズ失敗、三塁走者の鈴木だけではなく一塁走者の田村の動きも鈍かったですから加藤がやらかしたのではないかと思いますが、そこんとこよろしく、機関紙さん。
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◆5月19日(土) 千葉ロッテ−ソフトバンク6回戦(ソフトバンク4勝2敗、14時、ZOZOマリン、28,219人)
▽勝 ボルシンガー 6試合4勝1敗
▽敗 バンデンハーク 7試合3勝4敗
▽本塁打 井上5号(バンデンハーク)、ドミンゲス2号(田中)
▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、シェッパーズ、益田—田村
ソフトバンク バンデンハーク、岡本、田中—甲斐、市川
ですがなんで打てないの?という気持ちも抜け切りません。ストレートの球速も無く、また、それほど動いているようにも見えません。抜群の制球力がある訳でもない。不思議です。
バンデンハークに初めて負けをつけました。嬉しいですね。この勢いを今日の試合に繋げましょう!勝って爽快な気分で月曜日を迎えたいものです。
盗塁METER 昨日の盗塁1、累計44で140まで残り96
前日の1点差ゲームを制し、今回は快勝。
ソフトバンクへの苦手意識を払拭出来たでしょうか。
2回の加藤のセーフティースクイズは目が点。何となく、加藤の天然な所が井口監督の嗜好に合わないのかな、と思いました。
前日の大谷起用に続き、加藤に代打ドミンゲスは秀逸、パワーピッチャー相手に最低でも外野フライ、あわよくば、で高めツモ。
9番ライト(DH)枠を加藤、平沢、ドミンゲスで競い。清田含め、ペナントを戦う上では、現状ベストメンバーなのだな、と思いました。
フォームとかボールの動かし方で牛耳れるのか。
涌井、石川と計算できるのが3枚いれば、だいぶ違います。
ドミンゲスも失投とはいえスタンドイン。
助っ人が力を出し始めました。
打順の並びはこれがベストでしょう。
6番から井上、大地、田村、加藤の並び。
彼らは下位で気楽にやらせた方がいい。
2回に加藤へのスクイズ指示。
結果アウトはともかく、
打撃に信用がないんだなと思いました。
バンデンのフィールディングが悪そうなのはありましたが、
信用のある打者なら打たせるでしょう。
ピンチは8回位で満塁で松田のゲッツーでスタンドて見ていた私は思わず熱男と叫んでしまいました。
ギーターの連続試合安打も止めて楽しい一日でした。
ストレートの球速も徐々に上がってきています、この調子で行ってくれたら二桁勝利は問題ないのではと思います、しかしそうなると来年の年俸や他球団に獲られる心配をしてしまうのがロッテファンの悲しさです。
打撃陣もフラフラのバンデンから1点しか取れないのと思ったところで井上の一発が出ました、荻野のセーフティーも相手の守備位置が深いのを見てというコメントでしたので素晴らしいアイデアです、しかしグラシアルが荻野の走路に足を出してきたのはとっさに荻野の怪我を考えてしまいました。
あとは今日の土肥のピッチングです、相手の武田は2試合連続完封中です土肥に援護点はあるのかが心配されます。
まあ勝てたらラッキーくらいに思っておいた方が上手くいくかも。
ブルペンとマウンドで投球フォームが違っていたからだそうです!
引き続き選手とコーチが一丸となって戦って欲しいです(*´∀`)
もう別のチームと化しています。
今のうちにホークスを叩いておきましょう。
昨年まではなんでんかんでんバーグに対して全く打てる気がしませんでしたが、よくやりました。
ボルシンガー、グライシンガーとロッテは「○○シンガー」という投手と相性が良いのですかね?
土曜日なので、観客が思ったより少なく2階はがらがらでした。
今日は、土肥がんばれ。
あの、歌に入る前のモノローグ的な…。
ボル様の投球術が、タムのリードに良い影響を与えてくれる(幅を広げる意味での)事を期待します。
バンクさんとは、コーチ陣をぶっこ抜いた事もあり(デスパをかっさわれたけど)、レギュラーシーズン通しての戦いをデザインしている所もあるんですかね。
他チームより意識している気がします。
布石を打つ。撒き餌を撒く。フリをふる…最終盤での戦いに勝利するために。
当初は走りまくりましたが、現在はバントキャンペーン中ですね。
翔平のヤツは、シーズンが終わったら聞いてみましょう…トモダチではありませんが笑。