オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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切れ目の無い打線だな、こっちは切れ目だらけなのに

2019-08-13 03:28:19 | 千葉ロッテ

 

後ろに座っていた男性二人の会話が聞こえてきたのは六回表の攻撃中、とどめを刺されたイニングでした。
森に外のボールでカウントを悪くした挙げ句に置きにいったボールを痛打された陳冠宇に鈴木がかなり厳しい表情で、口調もとげとげしさのようなものが感じられたのはその表情によるものですが、二言三言ではなくそこそこ長い時間に「逃げるな」と叱咤をしていたのか、ここまで頑張ってきた陳冠宇だけに歯がゆさのようなものもあったのでしょう。
ソフトバンクに連勝をしてちょっとだけ夢を見させてもらいましたがそこからの4連敗で自力優勝が消滅、と現実を思い知らされたわけで、これまで指笛のようなものはままありましたがあそこまでの声を出してのブーイングが試合後の監督、選手たちに投げつけられたのは珍しいような、ロッテファンのストレスが可視化されたような気がします。
それにしても負け方が酷い、いずれもそこそこチャンスがありながらも決定打に欠いての同好会野球、と言っていいぐらいに少人数でこそこそやっているのを見るのにも疲れましたし、今日のこの展開でも三家に出番を与えないのであればベンチ枠の無駄使いですからお試し枠で投手を上げるべきで、こんな試合にまで唐川などを投げさせるからたたでさえ疲弊気味のリリーフ陣がドツボにはまる、のは明日から札幌でもないのに永野を抹消するタイミングが早いことにも顕れています。
そもそもが不甲斐ないミリオンダラーの先発陣、ボルシンガーは立ち上がりこそ珍しくストライク先行に喜んだのもつかの間であっという間にいつものだらだらモード、中村奨が止めることを優先すれば何とかならなかったのかは角度的に判断に迷いましたが懸念のとっさのスローイングにミスをやらかした平沢、ファンブルのレアードと足を引っ張られたのは気の毒ではありましたが、その過半は自らのテンポの悪さ、あっさりと先頭打者を出塁させるのもそう、そこに起因をするとの自覚がなければ今後も苦しいでしょう。
バッテリーとしても同点のきっかけとなた外崎のヒットは、その直前の内のボールをのけ反って倒れたことで外を選択したミス、とあれはブラフによる誘因だったと見ています。
投手が投手なら打者も打者、ようやく念願の規定打席に達した荻野、豪快な一発のマーティン、3安打猛打賞の鈴木、ここまでで決められないと点を取れる気がしません。
なだらかな下降線の中でもぱらぱらヒットは出ているレアードもポイントゲッターではなくチャンスメイクになってしまっていますし、打球が野手の正面を突くなどの不運はありながらも2割5分にも至らない五番打者ではまともに勝負をしてこない相手バッテリーに翻弄をされて、自分がとの力が入りすぎて追いかけてしまっているようにも見えます。
この状態で最悪の日本ハム、札幌でないのが不幸中の幸いですが先日に打ち崩した堀をぶつけてくる栗山監督の術中にはまるようであればまさに終戦、サイレンが鳴り響きます。


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◆8月12日(月) 千葉ロッテ−西武20回戦(西武12勝7敗1分、17時、ZOZOマリン、25,057人)
▽勝 ニール 11試合6勝1敗
▽敗 ボルシンガー 15試合3勝4敗
▽本塁打 マーティン6号(ニール)、外崎18号(酒居)、山川33号(唐川)

▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、陳冠宇、酒居、唐川—柿沼、細川
西武 ニール、小川、平良—森

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