オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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岩下が心配すぎる

2019-08-07 04:17:22 | 千葉ロッテ

鮮やかなサヨナラ勝ちでカード初戦を取っての五割復帰ではありますが、岩下の離脱があまりに心配すぎます。
報道では着地をミスって、とありますが映像を見ればベースカバーで踏み損なってもいたような、着地でダメを押してしまったのかもしれませんがあれだけの痛がりようは診察どおりに右足首の捻挫であればまだ不幸中の幸い、ありがちな痛みも腫れもひかないので再度の診察でアキレス腱だの靱帯だのとならないことを祈らずにはいられません。
宿痾になりつつある立ち上がりの不安定さを井上の好守もあって凌ぎきった直後だけに、このアクシデントは本人にとってはもちろんのことチームにとっても痛恨事です。
捻挫で済んでいたとしても軸足ですから最低でも一ヶ月程度はかかりそうですし無理は禁物、プロ入りからあちらこちらの手術で内二世を襲名しかけているだけにとにかく安全第一に徹して、強行をしてフォームを崩すようなことになれば悔やんでも悔やみきれませんからそこはベンチがグッと我慢をして本人が焦らないような環境作りをお願いします。
そんな緊急事態にスクランブル登板だった東條、ロングリリーフの石川など、途中で追いつかれこそはしましたが傷口を広げずに被弾だけに抑えたリレーは見事でした。
ふらふらだった酒居の2イニング目はちびりそうでしたがあっさりと抑えて、これがその裏のサヨナラ劇に繋がったと思い込めば酒居も少しは調子が上がってくるかもしれません。
そして清田、そこまでヒットを二本も損をした不運の鬱憤を晴らすかのような、ちょっと意外だった自身初のサヨナラアーチは打った瞬間にそれと分かる豪快な一発でした。
どんなに数字を落としても、ミスをしても使ってもらえる中村奨とは違って、かつては似たような存在でしたが今は鈴木に近い扱いとなっているこれまた鬱憤も晴れたのではないかと、マーティンに押し出される形になりがちですがここのところの勝負強さからすれば角中には負けていないはず、チームへの貢献度はかなり高いです。
気になるのはそのマーティン、首を傾げる二番での起用は失敗はさておきバントをさせるなどNPBの二番打者の型にはめてしまうのはいかがなものか、二番に置くのであればメジャーで新潮流になりつつあるらしい攻撃的なスタイルでいかないと面白くもありませんし、そんな二番打者を獲ったのかとも思ってしまいます。
もちろん打順に意味を持たせる、という視点から言えばバントで走者を進めるのは是なのですが、しかしそれであれば鈴木と入れ替えた方が機能をしそうですし、本人の希望どおりに角中を据えるとしてもマーティンと同じくいわゆる二番打者では持ち味を発揮できるとは思えませんから、二番の意味付けとその適性を考え直すべきでしょう。
また二本のタイムリーに貴重なアーチ、と活躍が続いても二打席凡退で代打を出される三木が不憫でもあり、ホント、このチームの起用原則が相変わらずにぐっときません。


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◆8月6日(火) 千葉ロッテ−ソフトバンク16回戦(ロッテ11勝5敗、18時16分、ZOZOマリン、23,739人)
▽勝 酒居 40試合4勝3敗
▽敗 松田遼 37試合2勝2敗
▽本塁打 甲斐10号(東條)、デスパイネ26号(唐川)、清田8号(松田遼)

▽バッテリー
千葉ロッテ 岩下、東條、石川、松永、唐川、益田、酒居—柿沼
ソフトバンク 高橋礼、嘉弥真、高橋純、甲斐野、松田遼—甲斐、高谷

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