オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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名コンビがプチ復活

2019-08-24 02:08:13 | 千葉ロッテ

昨季の序盤戦を彩ったボルシンガーと井上の名コンビが、この終盤戦になってプチ復活をしました。
井上はボルシンガーがマウンド上にいるときではないものの試合をほぼ決めたライトスタンドへのらしい一発は通算50号にリーチをかけて、そしてここまでくれば自己最多は更新をしておきたくあと4本、残り試合といまひとつ調子が上がらないことからして簡単なハードルではありませんがここで超えておけば来季が楽になります。
外のボールを強引なスイングで引っ張る悪い癖がなかなか抜けないのですがこれがきっかけの一打になってくれよと、あと一本が出ない打線には井上の復調が必須です。
そんな便秘打線は天敵千賀から6四死球とチャンスをもらいながらも奥ゆかしさで遠慮をしまくり、無死満塁からの犠牲フライで1点しか取れないのですから逆転負けフラグが立ったかと覚悟をしていましたがそこは今季のソフトバンク戦での相性なのか、打ち崩したわけではありませんが千賀に二年ぶりの土を付けました。
ボルシンガーは全体的に高めでかつボール先行で先頭打者を歩かせたり自らのエラーでピンチを広げたりと安心をして見ていられるピッチングではありませんでしたが、それでもどういった契約になっているかは分かりませんがオフが近づいてきたこともあってかネジを巻き直したかのような、こちらも田村との名コンビがプチ復活で今季最長の7回を零封です。
3安打しか打たれていませんでしたし98球であれば八回も投げて欲しかったのですが一度に贅沢は言わず、ロッテな凋落の典型である「伝家の宝刀を制御できなくなる」ところから今日はナックルカーブを多めに使ってそれが効果的でしたので、これまたきっかけとしてくれればと思います。
そして八回の東妻は新機軸として期待をしたのですがあそこで代えてしまえば定着は難しそうでもうすこし辛抱が欲しかった、それはそれとして東條の火消しは見事でした。
4三振のマーティンは外のボールを流す意識が持てなければ厳しくなりそうですが守りでは強肩をぶりぶりと、あの位置から俊足の牧原をストライク返球で刺したレーザービームは鳥肌ものでしたし、フェンス近くまでの飛球でファースト、あるいはセカンドに矢のような送球で受けた鈴木や平沢がグラブを持っていかれそうになるぐらいですから球団史上屈指の肩かもしれず、腰の上あたりでのポケットキャッチが目立つのがやや怖いながらもファールエリアでのスライディングキャッチと打球への反応もこなれてきましたから守りでも魅せられるプレーができれば長い目で見てもらえそう、レアードとともにオフの去就が注目をされますのでファンをやきもきさせるためにも二桁アーチには乗せておきたいところです。


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◆8月23日(金) 千葉ロッテ−ソフトバンク19回戦(ロッテ13勝6敗、18時15分、ZOZOマリン、27,889人)
▽勝 ボルシンガー 16試合4勝4敗
▽S 益田 46試合3勝4敗21S
▽敗 千賀 21試合11勝6敗
▽本塁打 井上21号(千賀)

▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、東妻、東條、益田—田村、細川
ソフトバンク 千賀、松田遼—甲斐

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