オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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現実逃避でもしてみるか

2019-08-12 02:32:41 | 千葉ロッテ

 

気にはなっていたのですが今日は主審がやたらと苛立つ素振りを見せていたマーティンのルーティーンなのでしょう、それこそ一球ごとに打席を外してバッティンググローブを締め直すのはかつての石川やボルシンガーの腰折れ運動のようにやや度が過ぎているような、そのうちにだめ出しを食らいそうです。
際どいコースも冷静にジャッジをしてくれていましたがそうでない輩はいくらでもいますので、また試合進行の妨げとされなくもありませんからほどほどがよいでしょう。
そんな試合とは直接に関係のないところに気を持っていってしまうほどに現実逃避をしたくなる、絵に描いたような、あるいは絵にも描けない、そんな鮮やかな逆転負けでした。

種市は7回7安打2失点、先日に日本人タイの23イニング連続奪三振で記録が止まりましたが改めてのスタートは毎回奪三振の12と文句のないピッチングで、これで勝てないのですからチームとしての課題が奈辺にあるかはあまりにも明らかすぎて、さすがに可哀想すぎました。
いきなりの秋山を三球三振はいずれも140キロ台後半のストレートで、その二球目を空振ったところで首を傾げていましたので手元での伸びがあったのでしょう。
源田にもストレート攻めで種市が首を振ってフォークを投げたようにどちらかと言えば柿沼がこだわっていたような、しかしそれが一回り目ぐらいからスライダー、フォークを活かす配球、各打者にストレートを意識させることにもなりましたから、もしそれを考えてのものであれば柿沼のリードもなかなかのものです。
前の試合ほどに低めにボールを集めることはできませんでしたが高めに抜けるようなボールもなく、右打者にスライダーを投げすぎたとは試合後の反省の弁でしたがあれは逆に低めにいったことで上手くすくわれたアンラッキーなところもあり、もう少し高めにいっていればポップフライになっていたのではないかと思います。
それでもそういった省みる気持ちがあってこそ次に大きく踏み出せるのですからただ打たれたのではなく分析が伴えば問題なし、これも成長の糧にしてくれるでしょう。
そんな種市の力投も虚しく二死から四球、そして決勝アーチを食らった松永、といったお約束の八回の難しさはあったにせよ、とにかく打線の決定力不足が際立っていました。
初回に鈴木のラッキースリーベースで幸先よく先制をするも一死三塁で追加点が取れず、二回の一死満塁ではマーティンの内野ゴロの間の1点だけ、三回は無死一二塁で後続がいずれも凡退と序盤で7安打1四球で僅かに2点でしかなく、四回はマーティンが盗塁死、五回は角中がゲッツーを食らい、ふらふらだった十亀の立ち直りを許してしまう不甲斐なさです。
得点機に常にタイムリーを打てるわけではありませんがあまりに酷い、中盤にあと1点でも取れていればとはたらればですが、まるでビデオの再生のような最終回の柿沼への清田の代打のみのほぼ九人野球は連日に何の冗談か、予約席の中村奨もそうですが井上の強引なスイングも重症で、そろそろ刺激を与えるタイミングに思えてなりません。
ベンチも柿沼がここまでやれるとは思っていなかったはずで、三木もそうでしたが平沢も四打席が担保されることで見逃し方にも余裕が見られますしとっさのプレーでのスローイングミスへの恐怖があるにせよ守りも安定をしてきたのも然り、角中も含めて2割5分にも至らないレギュラーへの過剰な期待は組織を殺します。


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◆8月11日(日) 千葉ロッテ−西武19回戦(西武11勝7敗1分、17時、ZOZOマリン、28,137人)
▽勝 小川 34試合2勝1敗1S
▽S 増田 47試合3勝1敗18S
▽敗 松永 34試合2勝3敗
▽本塁打 木村7号(種市)、栗山6号(松永)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、松永、東妻、東條—柿沼
西武 十亀、小川、平井、増田—森

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