オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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種市、これがロッテだ

2018-09-03 00:44:23 | 千葉ロッテ

プロ初登板初先発からやや右肩下がりになっていた種市が4試合目にして白星の権利を持ったままに五回で降板をしましたが、2点のリードを守り切れるほどに甘いロッテではなかったことを学んだのが今日の収穫、とでも思えば前向きにもなれるかと、二木がそうであったように「完封をしてやる」との強い気持ちを育ててもらうしかありません。
球数は多く四球も少なくはありませんでしたが本人、そして井口監督も攻めのピッチングを評していましたし、田村も種市の球威を活かした好リードでした。
そんな種市の足を引っ張る正面のゴロを捕り損なう鈴木、送球ミスをする藤岡から始まった三回、五回のピンチも力でねじ伏せて、5回2安打零封に次への期待が膨らみます。
型にはまった継投好きなベンチですから実際のところはどうなったかは分かりませんが、その五回にきっちりと藤岡が処理をして3人で終わっていれば球数からして六回もいけたかもしれず、この力強さ、粘り強さで常に前を向いて、逃げることなくミットだけを見て腕を振っていけばプロ初勝利もそう遠くはないでしょう。
ただやはりネックは今日も2点しか取れなかった貧打線に疲れがピークか抑えられる雰囲気のないリリーフ陣で、まるで昨日の繰り返しのような逆転負けには脱力しかありません。
どういうつもりで言ったのかは分かりませんが「代わりはいない」と控え層の心をへし折る井口監督のコメントは育てることを放棄したかのような天唾でしかないことの自覚はないのでしょう、それでも清田、加藤と顔ぶれを変えてもノーヒット、バントミスと期待に応えられないのですからもっと踏み込んだ入れ替えが必要です。
残り試合とゲーム差を考えればCSはほぼ絶望なのですから思い切って一二軍の入れ替えをやってみるのもよいのではないかと、嬉しい誤算があるかもしれませんし、そうでなくともこのままでは選手の見極めができないままに今オフの編成が後手に回りかねません。
さすがにここまで同じことの繰り返しを見せられると地元開催の残り15試合、球場に足を運んで最後まで見続けるモチベーションの維持が困難です。



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◆9月2日(日) 千葉ロッテ−日本ハム23回戦(日本ハム13勝9敗1分、17時、ZOZOマリン、26,558人)
▽勝 宮西 47試合4勝1敗
▽S 石川直 42試合1勝2敗11S
▽敗 内 55試合3勝5敗25S
▽本塁打 西川10号(内)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、益田、岩下、松永、内—田村、江村
日本ハム マルティネス、公文、宮西、石川直—鶴岡、石川亮、清水

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